マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z565 ドライバー

2017/05/16 08:00

構えてみると?

ヘッド体積はルール最大級の460ccで投影面積も大きい。同社のゼクシオを手にした時のようなやさしさと安心感があり、ストレート弾道がイメージしやすい

ダンロップのプロ、アスリート向けブランドであるスリクソンの最新モデルは、商品名の3桁の数字の真ん中が”4”から”6”に変わった。限定品を含めて4タイプのヘッドをラインアップしており、今回試打するのは『Z565』。 ヘッド体積はルール最大級の460ccで投影面積も大きい。同社のゼクシオを手にした時のようなやさしさと安心感がある。

ゼクシオと異なるのはフェースの向きで、この『Z565』はデフォルト(ノーマルポジション)だとややオープンフェース。つかまりよりも、ストレートな弾道をイメージしやすい顔つきに設計されている。

フェースの厚みは約56ミリ。兄弟モデルの『Z765』と同じフェース厚で、アドレスするとそれほどディープな感じではない。フェース形状はやや面長で、重心距離を短くすることよりもスイートエリアを広げやすい形状だ。ソール後方(バックフェース側)には1ヵ所、重量調整ネジが埋め込まれていて、これによりヘッド重量、重心の高低をコントロールできる。クラウンの軽量化、ソールがたわむ構造、カップフェースを採用することで、高反発エリアが10%拡大したとメーカーはアピールしている。

ヘッドとシャフトは脱着方式が採用されており、フェース角、ライ角、ロフト角が調整できる。シャフトは純正で新シリーズの『Miyazaki Kaula MIZU(水)』が装着されている。

Zシリーズの中でもヘッドが大きめの『Z565 ドライバー』はどんなゴルファーにマッチするのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。

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ダンロップ
スイートエリア拡大で上下の打点のズレに強い
発売日:2016/09/10 参考価格: 73,440円