マーク金井の試打インプレッション

カタナ ボルディオ ニンジャ FG 829Ti ブラック ドライバー

2017/07/18 05:00

クラブを計測してみると?

純正装着される『フジクラ スピーダー561』は手元の剛性が適度に高く、中間から先端がしなる先中調子。ダウンからインパクトにかけてはタイミング良くしなり戻る

ノーマルポジションだと9度表示でリアルロフト角が9.25度。フェース角が+1.5度。ライ角は59度で重心角は19.5度。リアルロフト角が少ないわりにはボールが上がりやすく仕上がっている。

また、重心距離が長いのが影響していると思われるのだが、重心アングルは19.5度と小さめ。このためフックフェースになっているが、見た目ほどボールはつかまらない。どちらかというと、左のミスが出づらいタイプのドライバーだ。

純正シャフトの「フジクラ スピーダー 561」のSフレックスの振動数は242cpm。中間から先端がしなるタイプで、いわゆる粘り系シャフトだ。ダウンからインパクトにかけてはしなり戻るスピードは適度に速く、インパクトゾーンではヘッドがアッパーに動きやすい。

長さは実測値で46.25インチ(※60度法計測)、クラブ重量は292.2gでバランスがD2.5。45~65歳ぐらいの男性で、体力が平均的な人と相性がいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトフジクラ製 オリジナルスピーダー 561(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)9.25
ライ角(度)59
フェース角(度)+1.5
長さ(インチ)46.25
振動数(cpm)242
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カタナ
反発係数ルールぎりぎりのドライバー
発売日:2017/03 参考価格: 84,240円