カタナ
反発係数ルールぎりぎりのドライバー
発売日:2017/03 参考価格: 84,240円
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ | つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
5 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 4 | 5 |
「カタナ ボルディオ ニンジャ FG 829Ti ブラック ドライバー」を試打してみたいと思います。名前の「829」は反発係数0.829を示していて、ルール上限ギリギリの反発性能を持ったルール適合ドライバーということです。
まず、特徴としてはソールに溝が切られていて、たわみ効果が得られるという点です。そしてソール後方には2つのウエイトが装着されていて、ヘッドの深重心・低重心化が図られています。
構えてみると、フェースが非常にシャローで、クラウンもフラットです。そのため、投影面積が大きくて安定感がありますね。ヘッドの座りがいいので、地面に置けば正しい姿に構えられますから、アベレージゴルファーにとっては、うってつけの構えやすさがあると思います。
打ってみると、打球感と打球音が本当に気持ちいいですね。46インチなりに重量感があるので、あわてずにゆったりと切り返して、インパクトゾーンに向かって思いっきりヘッドを走らせれば、つかまった高弾道のストレートボールが打てました。
今回「カタナ ボルディオ ニンジャ FG 829Ti ブラック ドライバー」を打ってみて、感心したのは、長尺なりに自然なライ角とフェース角になっていることです。素直に構えられるところが、カタナらしい、出来の良いドライバーだなと思いました。
自分の使っている他クラブとの重量マッチングを考えながら、このドライバーのスペックを選べば、気持ち良く無心に振るだけで、高弾道のストレートボールをオートマチックに打てると思います。