構えてみると？

ヘッド体積は131ccと前作よりサイズアップしている。パールホワイトのヘッドは高級感があると同時に、ヘッドが大きく見えるので安心感がある

テーラーメイドのプレミアムブランドであるグローレ。グローレには2つのタイプのモデルがラインアップされているが、今回試打するのは「グローレ F2 レスキュー」。テーラーメイドではユーティリティクラブを「レスキュー」とネーミングしている。

ヘッド体積は131ccと前作よりサイズアップしており、パールホワイトのヘッドは高級感があると同時に、ヘッドが大きく見えるので安心感がある。

ソールに目を転じると、フェース側に大きなスリット（溝）が入っている。スピードポケットと呼ばれるこの溝が前作よりも大きくなったことで、ミスへの寛容性が拡大したとメーカーはアピールしている。

クラウンの鮮やかなホワイトに対して、フェースはつや消しのブラック。クラウンとフェースのコントラストを大きくすることで、フェースを目標に合わせやすく仕上がっている。フェースの厚みは約34ミリ。アドレスするとやや面長でフェース面がしっかり見えるので、高弾道をイメージしやすい。

男子シニアプロや女子プロに人気が高い「グローレF」。つかまりやボールの上がりやすさ、スピン性能はどんな感じなのか、じっくりとテストしてみたいと思う。