マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン ツアーB X-CBP

2017/08/15 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。ネックはストレートで、スクエアに構えやすい面長フェース

ブリヂストンゴルフのプロ&アスリート向けブランドである「ツアーB」。このシリーズには3種類のアイアンがラインアップされているが、今回試打するのはポケットキャビティ構造の「X-CBP」アイアン。

ヘッド素材は兄弟モデル「X-CB」と同じ軟鉄鍛造。ただし「X-CBP」は2ピース構造になっており、ボディは軟鉄鍛造、フェースは弾き感が強いクロムモリブテン鋼という仕様。

ヘッドは、プロ&アスリート向けにしてはやや大きめで、ソール幅も広くなっている。アドレス時の見た目はシャープな形状だが、バックフェースにはスリットが入っており、フェース裏側の中央部分に重量を多く配したポケットキャビティ構造。この凝った形状により重心が深くなり、高弾道が打ちやすくなっている。

ソールは幅広で丸みが強く、バウンス角も大きくない。ダウンブローに打つことよりも、浅い入射角で払って打ちたくなる形状だ。ネックはストレートで、スクエアに構えやすい面長フェース。兄弟モデル「X-CB」に比べると安心感が増している。

プロ好みのシャープな見た目でありながら、高弾道がやさしく打て、ミスにも強く仕立てられた「X-CBP」。どんな弾道が打ちやすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ブリヂストン
高弾道で攻める鍛造アイアン
発売日:2017/06/16 参考価格: 129,600円