マーク金井の試打インプレッション

操作性と飛距離が向上「ピン G400 ドライバー」

2017/09/26 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトの「ALTA J CB」は、ワッグルすると手元がやや硬く、トップからダウンスイングへの切り返しで中間部分が適度にしなり、タイミングが取りやすい

ノーマルポジションだと、表示ロフト角が9度で、リアルロフト角が9.75度。フェース角が-2.5度。ヘッドを地面に置いた時、フェースが開く方向に回転するので、計測時にはオープンフェースの度合いがやや強くなる。

ライ角は60.75度とアップライト。重心角は28.5度と、前作に比べると重心角は3度以上大きくなっており、これがつかまりの良さにつながっていると思われる。

フェースを開く方向に調整すると、フェース角が-4.5度でリアルロフト角は8.5度。フェースが閉じる方向に調整すると、フェース角が-1.75度で、リアルロフト角は10.5度となる。フェースを開く方向に調整するとリアルロフト角が小さくなり、フェースを閉じる方向に調整するとリアルロフト角が大きくなる。

シャフトの長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度法計測)。純正シャフト「ALTA J CB」のSフレックスの振動数は250cpmで、メーカー純正シャフトとしては平均的な設定である。クラブ重量は304gで、バランスはD1。45インチに換算すると310g前後、35~55歳くらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトALTA J CB(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)9.75
ライ角(度)60.75
フェース角(度)-2.5
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)250
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ピン
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発売日:2017/09/07 参考価格: 68,040円