左へのミスが怖い人にうってつけ「プロギア RS F ドライバー」

クラブを計測してみると？

ノーマルポジションだと9.5度表示でリアルロフト角が10度と、その差が少ない。フェース角は-1度とややオープンフェース。アドレスするとフェースはほんの少しだけ右を向く。

ライ角は56度で重心角は24.5度。「RS ドライバー」に比べるとライ角は3度以上フラットで、重心角も5度小さい。数値的に見ても、「RS F ドライバー」はボールがつかまり過ぎない設計となっている。

純正シャフト「Diamana for PRGR」の振動数は249cpm。手元剛性が高めで、中間部分がしなるタイプ。ダウンからインパクトにかけてスピーディーにしなり戻る。トップからダウンの切り返しでは手元側がほんのわずかにしなるのが感じ取れ、ダウンスイングに入るタイミングを取りやすくなっている。

長さは実測値で45.5インチ（60度法計測）。クラブ重量は305.5グラムでバランスがD2。30～55歳ぐらいの男性で、体力が平均、もしくは平均以上の人と相性がいいスペックだ。

クラブ測定データ