マーク金井の試打インプレッション

やさしさと操作性を求めるアスリートに「ピン i210 アイアン」

2018/09/04 05:00

クラブを計測してみると?

試打クラブには「モーダス3 ツアー105」が装着されており、振動数は331cpm

5番アイアンのロフト角が26度。以下、6番が29.5度、7番が33度、8番が37度、9番が41度、そしてPWが45度。ロフト設定に関しては「i200」を踏襲しており、アマチュア向けアイアンに比べると1番手分ほどロフト角が大きい。また、ロフトピッチが3.5~4度となっているので、番手感の飛距離差を一定にしやすく設計されている。

バウンス角は5番で7度、6番で8度、7番で9度、8番で10.5度、9番で12度、PWで13度。このバウンス角の数値は、市販アイアンの中では非常に大きい。

7番アイアンを計測すると、長さは37インチ。1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。試打クラブの総重量は411.8グラムで、バランスはD1。

ピンはライ角のバリエーションが10種類用意されており、カラーコードが黒の場合、ライ角は7番で62度と平均的だ。

クラブ測定データ

シャフトNSプロ モーダス3 ツアー105(S)
ロフト(度)33
リアルロフト(度)33
ライ角(度)62
フェース角(度)-
長さ(インチ)37
振動数(cpm)331
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ピン
王者のアイアン。その打感がさらに進化した。
発売日:2018/09/06 参考価格: 116,640円