マーク金井の試打インプレッション

やさしさと操作性を求めるアスリートに「ピン i210 アイアン」

2018/09/04 05:00

自分に合ったスペックは?

ヘッド形状は前作と大きな違いはないが、打感は非常に違う

やや小ぶりなヘッドで、スイートエリアも適度に広い。球筋を打ち分けやすくて、かつミスにも強いアイアンだ。

シャフトは「トゥルーテンパー ダイナミックゴールド S200」と、ダイナミックゴールドよりも約5グラム軽い「日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120」、約20グラム軽い「モーダス3 ツアー105」、約30グラム軽い「NSプロ 950GH」がラインアップされている。

「モーダス3 ツアー105」のSのストライクゾーンは、ドライバーのヘッドスピードが42~47m/sぐらい。重さを求める人は「ダイナミックゴールド」や「モーダス3 ツアー120」をお勧めしたい。軽さを求めるならば「NSプロ 950GH」を選ぶといいだろう。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード37.6m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトNSプロ モーダス3 ツアー105(S)
ロフト(度)33
長さ(インチ)37
飛距離(ヤード)159.6
初速(m/s)51.2
打ち出し角(度)19.8
スピン量(rpm)5888
1 2 3 4 5
ピン
王者のアイアン。その打感がさらに進化した。
発売日:2018/09/06 参考価格: 116,640円