圧倒的なつかまりの良さ「ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー」
2018/11/13 05:00
構えてみると?
ヤマハの主力ブランドはRMX(リミックス)とinpres(インプレス)。今回試打するのは、飛距離に特化した「インプレス UD+2 ドライバー」だ。
ヘッド体積は460cc。前作同様、丸型ヘッドは投影面積が大きく、ヒール側もボリューム感がある。フェースが面長でシャローなところは前作ゆずりである。
ヘッドは鮮やかなブルーで、アドレスするとまず目に入ってくるのが、フェースプログレッションの少なさ。一般的なドライバーは、構えるとシャフトよりもフェース面が少し前に出ているが、この「UD+2」は、フェース面が少し後ろに位置する感じに見える。アイアンに例えるならば、ややグースネックになっているのだ。
この形状は好みが分かれそうだが、フェースプログレッションが少ないと、物理的につかまりが良くなる。「UD+2」は、見た目よりもつかまりの良さを優先した設計がなされている。一目見ただけで、スライサーに対するお助け要素が強く、かつドロー弾道をイメージしやすいドライバーである。
ソール側のデザインはすっきりしており、重量調整ネジや調整機能の類いは省かれている。シャフトとヘッドが固定式なことも加わり、ショートネックですっきりとしたペンシルネック調に仕上がっている。
アドレスすると、フェースの向きはほぼストレート。リアルロフト角は小さめだが、右へのミスが出にくい顔つきだ。
「UD+2 アイアン」と同様、この「UD+2 ドライバー」も飛距離性能を極限まで追求し、プラス2番手の飛びをアピールしている。見るからにドロー弾道を打ちやすそうだが、どれぐらい飛ぶのか?どれぐらいつかまりが良いのか?じっくりとテストしてみたい。