マーク金井の試打インプレッション

ヘッドが進化 安定のストレート弾道と飛び「ヤマハ RMX 120 ドライバー」

2019/11/05 05:00

クラブを計測してみると?

スリーブは前作と互換性があるので、ヘッド単体だけで購入するのもいいだろう

ノーマルポジションの場合、表示ロフト角が9.5度で、リアルロフト角も9.5度。フェース角は±0度と完全なスクエアフェース。ライ角は60.5度で、つかまりに影響を及ぼす重心角は26度。前作「118」に比べると重心角が少し減っているが、それでも今どきのドライバーの平均値を少し上回っている。

リアルロフト角が小さいので、ボールがやや上がりづらいのは致し方ない。ヘッドの特性がニュートラルで慣性モーメントが大きい割に、右へのミスが出づらい。

純正シャフト「TMX-420D」の硬さSの重量が約54gで、トルクが6.4(メーカー公表値)。先中調子で、切り返しでは中間部分がしなるタイプのシャフトだ。振動数は247cpmで、50g台のSとしては平均的な硬さ。長さはメーカー値が45.5インチで、実測値が45.75インチ(※60度測定法)。

クラブ重量は実測299.2gで、バランスはD2。35歳から60歳ぐらいの男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTMX-420D(硬さS)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)9.5
ライ角(度)60.5
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)247
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