マーク金井の試打インプレッション

真っすぐな弾道がオートマチックに打てる「ヤマハ RMX 220 ドライバー」

2019/11/12 05:00

クラブを計測してみると?

先中調子で、切り返しでは中間がしなるタイプのシャフト

ノーマルポジションの場合、表示ロフト角が9.5度で、リアルロフト角は8.5度。フェース角は+2度とフックフェース。ライ角は65度で、重心角は30度。フェース向き、ライ角、重心角などすべてにおいてボールのつかまりを強く意識して設計されており、実際につかまりが良い。

リアルロフト角が小さいものの、重心がかなり深いので、見た目よりはボールは上がりやすい。

純正シャフト「TMX-420D」の硬さSの重量が約54gで、トルクが6.4(メーカー公表値)。先中調子で、切り返しではシャフトの中間がしなるタイプのシャフトだ。振動数は247cpmで、50g台のSとしては平均的な硬さ。長さはメーカー値が45.5インチで、実測値が45.75インチ(※60度測定法)。

クラブ重量は実測294.9gでバランスはD2。35歳から60歳ぐらいの男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTMX-420D(硬さS)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)8.5
ライ角(度)65
フェース角(度)+2
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)247
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ヤマハ
ルール上限に迫る大慣性モーメントで曲がらない
発売日:2019/09/06 参考価格: 81,000円