「長さもロフト角も感じさせない」プロギア egg1ドライバー
打感 | 構えやすさ | 操作性 | やさしさ | 弾道 | |
ミーやん | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 |
ツルさん | 4 | 3 | 3 | 4 | 4 |
シャフト:M-43
【ミーやん】非常識という言葉をキーワードに、奇抜なクラブを登場させているエッグシリーズ。この「エッグワン」は、長尺かつ低ロフト角というのが最大の特徴です。ロフトは7.5度。シャフトは、R&Aの60度測定法だと46.75インチになります。長いですねー。
【ツルさん】2012年にプロギアからロフトが7度の「エッグセブン」というドライバーが登場したけど、今回のモデルは、その進化版と考えていいだろうね。ドラコン選手がそうであるように、小さいロフト角のクラブでアッパーブローに打つと、効果的にボール初速をアップさせることができる。それに注目した飛び系モデルだね。
【ミーやん】構えてみると、まったくフェース面が見えません。絶壁です。
【ツルさん】でも、シャフトの長さは感じさせないよね。ミーやん、とりあえず打ってみなよ。
【ミーやん】あれ?ボクが打っても、意外と球が上がってくれます。中弾道で強い球!ロフト角が少ないから、球が滑って右に飛ぶかと思いましたが、ちゃんと球がつかまってくれますね。これも意外だわ。
【ツルさん】見た目よりもボールが上がってくれるよね。自然とヘッドが上向きになってインパクトできて、なおかつ球がつかまるように工夫を凝らして作られている。この技術はスゴイよね。
【ミーやん】ヘッドのソール後方にジルコニウム製のウエイトが搭載されていて、重心位置がかなり深いとか。このおかげで、インパクトではロフト角が付くようになっているみたいですよ。
【ツルさん】装着されているシャフトもヘッドとのマッチングがいい。試打クラブはM-43というヘッドスピード43m/s前後のゴルファー向けだけど、振り抜きやすく、それでいて頼りなさを感じない。ヘッドが少し軽いようには感じるけれど、ビュンビュン振っていける。
【ミーやん】いつもプロギアのシャフトは硬く感じますが、このM-43はボクのヘッドスピードにピッタリです。そういえば、このドライバーはエッグシリーズにしては打音もいいですね。乾いた音で好印象です。とにかく飛ばしたい人には、いいモデルかも。
【ツルさん】もうひとつのプロギアの長尺ドライバー「エッグバード」よりも振り応えがあるし、フォーティーンのルールぎりぎりの長尺「ゲロンディ」よりはラクに振れて、球のつかまりがいい。ヘッドスピード48m/sの自分が打っても、ちょうどいい性能とスペックに仕上がっているよね。とっても面白いクラブです!
ミーやん プロフィール
最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?
ツルさん プロフィール
とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。
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