「低スピンでも打ちやすい！」キャロウェイ ビッグバーサ アルファ 815 ドライバー

『キャロウェイ ビッグバーサ アルファ 815 ドライバー』を試打レポート

【ミーやん】こちらの『ビッグバーサ アルファ 815 ドライバー』は、縦の重心位置を変更できる「グラビティコア」を搭載する二代目となるモデル。あれ？構えてみて気づきましたが、ヘッド形状が従来モデルとは変わりましたよね？

【ツルさん】従来モデルは、もっとフェースのトウ側がツンツンしていて、尖った雰囲気でしたが、新モデルになって丸みが出ました。シェイプの感じは違うんですが、構えた印象は『X2 HOT ドライバー』に近くなったように思います。個人的には従来の顔つきが苦手だったので、こちらの新モデルのほうが構えやすいし、それだけでも好印象（笑）。

構えてみるとヘッド形状が丸くなり、やさしい印象を受ける

【ミーやん】とりあえず打ってみないとね！では、ワタクシからお先に。おりゃ！！

【ツルさん】ミーやん、相変わらずの低弾道ですねー（笑）。

【ミーやん】だって、ロフト角が9度なんですもん。でも、このヘッドは打感がいいっスね。ボールがフェースに乗っているようなマイルドさもあるんですが、ちゃんとフェースの弾きも感じられるんですよ。ちょいと、ネックの調整機能でロフト角を2度増やして打ってみます。

【ツルさん】おや！ ミーやん、いい感じの中弾道になりましたよ。

【ミーやん】ボクにはロフト角11度がちょうど良さそうです。グラビティコアも、標準のままでいいですね。これ以上に低スピンになると、球が上がらなくなります。この新モデルは、従来モデルよりもずいぶん打ちやすくなりました。直進性が強くなったし、球も少し上がりやすくなっているかも。球のつかまりは標準的かな。

【ツルさん】ホント、やさしくなりましたよ。僕の場合、ロフト角は標準の9度から1度ロフト角を増やすと、高弾道の低スピンを打ちやすくなりました。僕なら調整してロフト角10度がジャストマッチ。グラビティコアは、僕も標準のほうが結果はいいです。コアの重い方を下（より低スピン）に設定すると、なぜか振りづらく感じるし、低スピンすぎてドロップぎりぎりの怪しい弾道になります（笑）。

【ミーやん】ツルさんは、もともとスピン量が少なめなんですよね。

【ツルさん】んー、コレはいいドライバーだわぁ・・・。ほ、ほ、ほ、欲しくなっちゃった・・・。

【ミーやん】物欲スイッチが入っちゃったみたいですね（笑）。決め手は？

【ツルさん】従来モデルよりも、すべてがいい方向に進化しているんですよ。ヘッド形状が構えやすくなり、球のつかまりがよくなり、直進性が強くなり、打感もいい。強いてマイナス点を挙げるとすれば、標準シャフトに安っぽさを感じることぐらい。でも、カスタムシャフトで購入すればいいだけの話ですから。

【ミーやん】2015年モデルには、もうひとつ『ビッグバーサ アルファ 815 ダブルダイヤモンド ドライバー』というモデルもありますが、そっちはどうなんですかね？

【ツルさん】ダブルダイヤモンドは、ハードヒッターやテクニシャン向けのエクストラなモデルなんじゃないですかね？ほとんどのゴルファーは、こちらのほうが扱いやすく感じると思いますよ。