「ハンドファーストでのインパクトが身に付く」DST コンプレッサー、DST CR-10

ショートアイアンの精度向上に役立つ練習器具『DST コンプレッサー（DST CR-10）』を徹底検証

【ミーやん】ツルさん、こんな面白いモノを持ってきましたよ。『DST コンプレッサー』という練習用のアイアンです。グフフ……。

【ツルさん】うわっ！ シャフトを足で踏んで曲げてしまったのかと思った。そういえば、以前にプロが練習場で使っている写真を見たことがあります。実物を見ると、シャフトの曲がり具合にはビックリしますね。

湾曲したシャフトに惑わされず、ヘッドのヒール部からネックにかけて引かれた白いラインをアゴの真下にセットすると、理想的なハンドファーストに

【ミーやん】この湾曲の度合いは、正しいスイングを解析して科学的に導き出されたものらしいですよ。このままボールを打つことで、ハンドファーストのインパクトをマスターできるようになっています。番手はウェッジと8番の2種類。ヘッドのヒール部からネックにかけて、白い線が引かれているのが分かりますよね。これをアゴの真下にセットして打つのが正解です。

【ツルさん】構えてみると、めちゃ違和感がありますね（笑）。でも、意外と普通に打てます。少し左に引っ掛け気味ですが。

【ミーやん】ツルさん、なかなか上手ですね。よく打てるなぁ。ボクも打ってみよう。

【ツルさん】…………。ミーやん、モジモジしていないで、早く打ちなよ。

【ミーやん】こんなにハンドファーストに構えるの!? まったく打てる気がしないよ（泣）。アドレスした時点で違和感があるので、始動できない……。あ、ダフっちゃった。お次はシャンクです。このアイアンは、かなり難しいです。

【ツルさん】コレは、いい練習器具ですよね。ミーやんのスイングの悪いクセが、このアイアンを使うことで強調されています。最初は、9時から3時くらいの小さなスイング幅で練習したほうがいいと思いますよ。

【ミーやん】やっと、当たるようになってきた。打感も良くなってきました！

【ツルさん】ミーやんは、ハンドファーストに打とうとして、アドレスで右肩が前に出ちゃっています。構え方にも気を付けて練習しないと、効果半減ですよ。おや？ もうひとつ、シャフトが湾曲していないモデルもありますが？

【ミーやん】そちらは『DST CR-10』というアイアン。シャフトが直線で、ネックに白いラインだけが入っているモデルです。

【ツルさん】練習用として使うなら、シャフトが湾曲した『DST コンプレッサー』のほうがオススメですね。これでハンドファーストでのインパクトを身に付けたら、全番手で飛距離がアップすると思いますよ。