運転中の横顔にオーラを
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日本ツアーだけでなく「全米女子オープン」「TOTOジャパンクラシック」など米国ツアーの試合でも、ドライビングディスタンス1位を獲得した葭葉ルミ。昨年まで飛ばし屋という印象はあまりなかったが、今年ドライバーを変えてからは「飛ばしの女王」の座を不動にした感がある。
葭葉が使うドライバーは「クレイジー CRZ-435」という地クラブメーカーのモデル。もともとはシャフトで有名なメーカーだが、クラブヘッドの性能も折り紙付き。今年の葭葉の活躍で「CRZ-435」の人気が高まり、中古ショップでは入荷してもすぐに売れてしまうそうだ。
大手メーカーのクラブと比べると、商品に関する情報量がどうしても少なく、試打する機会もあまりないので、購入に不安を感じる人もいるかもしれない。しかし、地クラブメーカーは「大手メーカーのクラブよりも飛ばなければ売れません」と言うだけあって、各社は独自の切り口で飛距離を追求している。
地クラブはヘッドを一つ一つ計測し、ロフト角、重量、フェース角、反発係数などが細かく管理されている。その分単価はどうしても上がってしまう訳だが、量産品ではなかなか難しい、フェースの反発係数ルールの限界に挑めるなどのメリットもある。
さらに、顔や打球音へのこだわりも半端ではない。「エポン」「カムイ」「グランプリ」「バルド」「マックスソウル」など人気メーカーのクラブは中古ショップで扱われているので、手にとってチェックして納得のうえで購入できるだろう。
ひとつだけ注意してほしいのがロフト角だ。地クラブメーカーの多くは、新品購入のオーダー時にロフト角を細かく指定することができるため、表示ロフト角はあくまで目安と考えた方がいい。ネットで購入する場合は、上から見た画像やリアルロフト角を十分にチェックしよう。
人気のシャフトや珍しいシャフトが装着されていることも多い。自分だけの組み合わせを楽しみながら飛ばしたい人は、ぜひ試してみてほしい。
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