ディアマナ ZF/ヘッドスピード別試打
万振りマン「叩いても散らばらない」
―率直な印象は?
「『ディアマナ ZF』は、かなり自分のスイングに合っていたと思います。もともと『ディアマナ』シリーズは、どれだけ振ってもボールが曲がらず、相性の良いブランド。中でもこの『ZF』は球が散らばらず、飛距離も出せていたので、理想的なモデルだと感じました」
―どのあたりが高評価?
「寛容性がかなり高いところです。叩きにいってもドロー回転がやや強めに入るくらいで、大きなミスにはなりません。スイングの感覚で少しだけ修正すれば、弾道もすぐに改善できるレベル。かなり実戦向きかと思います」
―過去の『ディアマナ』シリーズと比べてどう?
「昨年の『ディアマナ DF』の時と比べても、一発目でここまで良い球は出ませんでした。『ディアマナ』シリーズの中でも、また他メーカーの最新モデルの中でも、上位に入るモデルです」
―“走り系”or“粘り系”?
「走り感もあるのですが、粘り感のほうが若干強いように思います。トップでグッとしなり戻ってくれる感覚があるので、全体的には粘る感じ。フォローの最後の最後で、少しピュッと走る感じです」
―どのようなヘッドと合いそう?
「今回 試打した『M6 ドライバー』のヘッドでも、レンジボールで300ydを超える結果が出ていたので、満足のいく組み合わせだと思います。ただ、『M5 ドライバー』『エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー』といった、ソールにウエイトが装着された重めのヘッドであれば、もっと飛んでいたのではないかなーと…。本球で試してみたい組み合わせですね」
―どのような人向き?
「自分は“粘り系”より“走り系”のほうが合っている、と思っている人にも一度は打ってみてほしいモデルです。また、飛距離性能が高いので、シャフトの効果でいまより5~10yd伸ばしたい人にも最適なシャフトだと思います」
万振りマン(33)
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ