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100切り目指すならこのドライバー ~ミタナラバコウタロウ~

2021/06/23 14:00
三田コーチが「100切りするならこのドライバー」をチョイス! 初心者必見の内容に

ゴルフレッスンスクール「ゴルフテック(GOLFTEC)」の三田貴史コーチ(ミタ)と吉田幸太郎コーチ(コウタロウ)が、話題の最新クラブを“忖度なし”で解説する動画コンテンツ『ミタナラバコウタロウ』。今回は吉田コーチのオーダーで「100切りレベル」のゴルファーにお勧めしたいドライバーを紹介。三田コーチは「なんかコレ、再生回数(狙い)のニオイがする…」と勘ぐりながらも、悩めるゴルファーに向けてイチオシを厳選した。

まずは高慣性モーメント

三田コーチは、100切りに苦しむゴルファーに多いドライバーの傾向として「ダントツなのは打点ブレのミス」と挙げる。打点が安定しなければ左右への曲がりにつながり、手痛いOBの原因にもなる。そこで重視するのが、オフセンターヒット時にヘッドのブレを抑えてくれるアノ数値だ。「まずは慣性モーメントが高くないといけない。曲がり幅がだいぶ減るし、OBの確率も下げてくれる」。吉田コーチも「ミスしても狙ったところにボールがとどまることは、スコアメイクの面では大きい」と同意し、慣性モーメントに着目しドライバーを選んでいる。

曲がらない・ちょいスラ向け・万能 ―― 鉄板3モデル

1本目に三田コーチが「ザ・曲がらないドライバー」として推したのは、ピン史上最大の慣性モーメントをうたう「G425 MAX ドライバー」だ。三田コーチは「絶対に出すでしょ。曲がらないし、上がってくれる。これがハマらないゴルファーいるのかな?」とベタ褒め。吉田コーチも高慣性モーメントのドライバーを使うだけに「僕みたいにもともとバックスピン量が少なめな人は、低スピン系よりもすごく合う」と続け、適正を同じくするゴルファーに呼びかけた。

2本目に選んだのが、「ちょいスラゴルファー、ちょいすべりゴルファーには間違いなくコレ」と紹介するテーラーメイド「SIM2 MAX-D ドライバー」。三田コーチによれば「緩めのフェードに変わるポテンシャルがある」というつかまり具合が推しポイントで、同社ドライバーの特徴である「飛びのポテンシャルがすごい」ことも魅力だ。「(ティショットの)飛距離が出れば2打目は短いクラブを持てるので、100切りはがぜん近づきます」とプッシュする。

吉田コーチが「(SIM2シリーズは)スライサーにはダメって言ってなかったっけ?」と以前の三田コーチの言葉を引き合いに出すと、「だから“ちょいスラ”。そういう人が使うと、ちょっとセンターに寄る」と補足した。

最後の3本目に紹介したのは、「万能で安心感がある」というキャロウェイ「エピック MAX ドライバー」。吉田コーチは「三田さん、なんかド真ん中だなぁ。意外性がないよ」とやや冷めた反応だったが、それだけ今回の3本は“鉄板”のチョイスということだろう。

三田コーチが推す理由は、「SIM2 MAX-Dより、もうちょっとつかまってくれる」というドロー性能。「前作(マーベリック MAX)よりもやさしくなって打点ブレにも強くなったし、つかまりが良くなっているのも間違いない。スライスを、より封じ込めてくれる」と解説する。さらにポイントに挙げるのが、程よくつかまる、やわらかめな純正シャフトとのマッチング。それだけに、リシャフトは慎重に進める必要があるようで、「シャフトを替えちゃうと豹変する」と注意を促した。

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