ショットメーカーたちは何を使う? オーガスタに挑むボールを調査
今季のメジャー初戦「マスターズ」が11日(木)、オーガスタナショナルGCで開幕する。世界中のトッププレーヤーが集結するゴルフの祭典。スーパープレーを演出する道具にも注目したい。
今回は、PGAツアーでショットのスコア貢献度(ストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン)のランキングトップ10の選手が使うボールを調査した。(プロ選手は頻繁に用具を変更するため、現時点とは異なっている場合があります)
同指標は「パー4、パー5のティショット」「パー3のティショット、パー4、パー5での2打目」「グリーンエッジから30yd以内の全ショット」に基づき計算される。数字が大きいほど、ショットでスコアを稼いでいることになる。
PGAツアー「ショット貢献度」ランキング(3月31日付)
1位:ロリー・マキロイ(北アイルランド、2.415)
テーラーメイド TP5
2位:松山英樹(日本、2.006)
スリクソン Z-STAR XV
3位:ジャスティン・トーマス(米国、1.936)
タイトリスト プロ V1x
4位: ダスティン・ジョンソン(米国、1.799)
テーラーメイド TP5x
5位:トミー・フリートウッド(英国、1.771)
タイトリスト プロ V1x
6位:アン・ビョンフン(韓国、1.700)
タイトリスト プロ V1x
7位:ゲーリー・ウッドランド(米国、1.568)
ブリヂストン ツアーB X
8位:タイガー・ウッズ(米国、1.479)
ブリヂストン ツアーB XS
9位:ジェイソン・コクラック(米国、1.478)※マスターズ出場権なし
タイトリスト プロ V1
10位:パトリック・カントレー(米国、1.420)
タイトリスト プロ V1x
ランキング1位のマキロイが愛用するのはテーラーメイドのTP5。4位のジョンソンは同じテーラーメイドのTP5xを使う。ともに5ピース構造で初速の速さに特徴があり、TP5は中・高弾道でソフトな打感、TP5xは高弾道でTP5に比べてスピン量がやや少なめになっている。
2位につけるのが松山。愛用するスリクソン Z-STAR XVは開発にも関わった。最新モデルでは、東京大で開発された高分子材料の「SeRM」(セルム)を採用し、フェースに食いつく打感とスピン性能を向上させた。ショートゲームに強いタイプの球と言える。
トップ10のうち、タイトリストのプロ V1かプロ V1xを使う選手が5人と半分を占めている。プロ V1は風に負けない強弾道とソフトな打感が特徴で、プロ V1xは中・高弾道で飛距離を出すタイプのボールだ。
8位のウッズはテーラーメイドとクラブ契約を結ぶが、ボールはブリヂストン ツアーB XSを使用する。このボールで昨年のツアー最終戦「ツアー選手権」を制し、復活劇を演じた。
グリーン上は言うまでもなく、様々なショットの技が試されるオーガスタ。優勝者の手に握られるのはどのボールだろうか。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
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