Q28（左）は6番アイアン、Q18（右）5番ウッド相当のロフト角設定となっている

冬本番、寒い上にスコアも今ひとつで、ゴルフ熱が冷めてしまう人は少なくない。寒さは暖かいウエアで克服するとしても、スコアの低迷はなかなか深刻な問題となる。

冬にスコアが悪くなる大きな要因は、芝が薄くなり、寒さで凍った芝が溶けて湿ってしまい、クラブのソールがうまく滑らないからだ。では、そんな状況に追い込まれた時のための強い味方を紹介しよう。

プロギアの「Q フェアウェイウッド」と「Q ユーティリティ」が、そのお助けクラブだ。フェアウェイウッドはロフト角が18度と23度、ユーティリティは28度と33度がラインナップされている。

フェアウェイウッド、ユーティリティともに、ソールは中間部に向けて角度がついた船底形状になっている。接地面積が少ないため湿った芝でもボールが拾いやすく、低重心なのでボールも上がりやすい。

「Q」シリーズは、後にシャフトバリエーションが追加されるなど、人気の高いクラブだ。発売から1年近くが経ち、中古ショップでも見かける機会が増え、価格も2万円を切ってきてお買い得感が増している。

自分の苦手な距離に見合ったロフト角を選び、困った時のお助けクラブとして使ってみてはどうだろう。フェアウェイバンカーや、ベアグラウンドでも頼りになる一本が、冬ゴルフのスコアアップに貢献してくれるに違いない。