どのモデルもヘッドバリエーションが豊富なので、一つの形状にこだわらず試すのがおススメだ

各メーカーの新作パター発表が続くなか、買い替えを検討中のゴルファーとっては、昨年に話題となった人気モデルの中古相場も気になるところ。今回はGDO『ギアカタログ』から2020年アクセスランキング上位のパターをピックアップし、中古価格を検証した。

1位はテーラーメイド「トラス TM1 トラスヒール パター」。このほか、3位に「トラス TB1 トラスヒール パター」、5位に「トラス TM2 トラスセンター パター」、9位に「トラス TB2 トラスセンター パター」が入り、トップ10に同シリーズ4タイプがランクインした。「ブレード型なのに高慣性モーメントで直進性が高いパターを使いたい」というダスティン・ジョンソンの要望に応えたともされるパター。国内女子ツアーでは、永峰咲希、稲見萌寧が「TB1」を使って優勝した。中古ではいずれも2万円台前半からが相場で、人気があるため価格はあまり下がっていない。

2位はスコッティキャメロンの「SPECIAL SELECT ニューポート2 パター」。8位にも「SPECIAL SELECT フローバック5.5 パター」がランクインした。どちらのモデルも4万円台中盤から見つかる。「SPECIAL SELECT シリーズ」は2年に一度のモデルチェンジサイクルだが、劇的に変わっているわけではないので、気になっている人は、さらに前のモデルを狙うのもいいだろう。

4位のオデッセイ「トリプル・トラック DOUBLE WIDE パター」と、6位の「トリプル・トラック TEN パター」は、1万円台後半から2万円台前半で見つけることができる。

パターは店頭で気軽に試打をしやすく、フィーリングを確かめやすい。気になっているモデルがあるなら、前作モデルの相場もチェックしながら実際に試せば、コスパ良くお気に入りの一本を見つけることができるだろう。