21年女子ツアー優勝ドライバーは勢力図が一変! 中古相場を調査
2021/12/10
2021年の国内女子ツアーは「JLPGAツアー選手権リコーカップ」をもって終了した。今回は、21年の全38試合で優勝者が使ったドライバーを調査し、多くを占めたクラブメーカーのモデルを中心に中古相場を紹介する。
メーカー別の勝率では、キャロウェイが16勝と4割を超えてトップを独走。中でも賞金女王となった稲見萌寧が「マーベリック サブゼロ ドライバー」(2020年)で8勝を重ねた。中古では品薄状態が続いているが、US仕様のクラブは3万円台から見つけることができた。
7勝で続くのは、2021年モデルの「エピック SPEED ドライバー」(ツアーバージョンを含む)。西村優菜が3勝、申ジエが2勝、上田桃子、堀琴音がそれぞれ1勝という内訳だ。年明けには新モデルが登場することが推測されるため、中古価格は下降気味。程度によっては4万円台を切るようになってきた。
1勝の「エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」(2019年)は、笠りつ子の復活優勝をサポート。現在はお手ごろ感が増しており、2万円台から見つけられる。
住友ゴム工業(ダンロップ)がキャロウェイに続く9勝。「スリクソン ZX5 ドライバー」(2020年)が4勝(すべて小祝さくら)、「スリクソン ZX7 ドライバー」(2020年)が2勝(勝みなみ、山下美夢有)を重ね、どちらも4万円台から見つけることができる。
同じく「スリクソン Z785 ドライバー」(2018年)も2勝(勝、岡山絵里)で並び、現在は2万円前後からとお得感がかなり出てきた。
1勝の「ゼクシオ エックス ドライバー」(2019年)は青木瀬令奈が制したもの。こちらは新モデルが12月発売となり、前作は3万円台前半から手に入るだろう。
ブリヂストンは、今年後半の古江彩佳の大躍進で猛追して7勝。3勝を挙げた古江が使用するのは新モデルの「B1 ドライバー」(2021年)で、すでに中古でも発見。カスタムシャフト装着モデルで6万円台からとなっている。
「ツアーB JGR ドライバー」(2019年)も同じく3勝(吉田優利/2勝、三ヶ島かな)で、2万円前後からと手ごろな価格で手に入る。アベレージゴルファーにもおすすめの、幅広い層をターゲットにしたクラブだ。
「ツアーB X ドライバー」(2020年)は大里桃子が優勝した1勝。中古で4万円前後から見つかるだろう。
2020年はテーラーメイドが勝率ナンバー1となったが、今年は大きく勢力図が変わった。激しい賞金女王争いの裏で、クラブメーカーの争いも注目したいところ。勝者が選ぶドライバーの性能が気になるゴルファーは、ぜひ中古ショップで手に取ってみて欲しい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー