いきなりフェースをガバッと開くとデスムーブA
コックは右手と左手を入れ替えるだけでOK
フェースの過度な回転を防ぐ上で大切なのが手首の縦の動き、いわゆるコックです。正しいコックを覚えると、フェースの回転が抑えられるので、M-Tracerの理想値であるハーフウェイからトップまでの50度に近づくことができます。意識する部分は、両方とも前記していますが、左手の肘から小指までの部分と、左手の甲、つまりグローブのロゴの部分。左手の肘から小指までをピンッと張るようにし、グローブのロゴの部分を正面に向かって突き出すようにしながらテークバック。するとアドレス時に身体より遠い外側にある右手が、9時の時点で左手と入れ替わります。手首を縦に動かすような意識はせず、この9時の時点で右手と左手を入れ替えることだけを意識してください。そうすれば正しいコックが自然と身に付きます。
スプリットドリルで手の入れ替えをマスター
正しいコックを身に付けるのに効果的なのがスプリットドリルです。左手と右手を離してグリップを握り、テークバックします。9時の時点で正しい動きができていれば左手が右手より外側になり、クラブは体の方に倒れます。正しい動きができていない場合は右手が外側になり、クラブは外側に倒れるでしょう。しっかりと左手の拳をスイングプレーンの外側に突き出すように押し込んでください。そうすれば左手もしっかりと伸び、グローブのロゴも正面を向くはずです。何度か繰り返し、両手が入れ替わる感覚を覚えてください。次回は、デスムーブBをご説明します。こちらも当てはまるゴルファーは、かなり苦労をされていると思います。丁寧に説明していきますので、一緒に克服していきましょう。
- 永井 延宏(ながい のぶひろ)
- 1969年2月2日生。埼玉県出身。
「ホールインワン」「プロゴルファー猿」などのゴルフマンガの影響を受け、 10歳よりゴルフをはじめる。日本大学櫻丘高校ゴルフ部主将を務め、日本大学文理学部に進学。その後、練習場やゴルフ場に勤務しながら、多くのアマチュア競技大会に参加。 1994年には、ゴルフ留学のため渡米し、フロリダ、コロラド、カリフォルニアへ。フロリダ州オーランドを拠点に試合をしながら、ジム・マクリーンなどのアメリカ最先端のティーチング・ノウハウを学ぶ。帰国後、 レッスン活動をを開始し、2006年にはレッスン オブ ザ イヤーを受賞。
- 永井延宏プロフィール | DEEP IN GOLF ゴルフティーチングプロ 永井延宏 http://www.deepingolf.com/profile/
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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