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FASHION
2015/02/09
前回は、左ひじがスイング中にひけた状態になり、ボールに届かないことで起こるトップの対処法を説明しました。しかし左腕を長く使えているのに、ボールに届かなくなることがあります。原因はインパクトで体が伸び上がってしまうことです。体が伸び上がると、ボールと体の距離が離れてしまい、頭を叩いてしまうわけです。このミスが出ると、次は当てようとして沈みこんでダフリのミスにつながる悪循環に陥るので注意してください。
インパクトで体が伸び上がってしまうことで、ヘッドがボールに届かなくなると説明しました。では、なぜ体が伸び上がってしまうのかということについて考えていきましょう。ひとつは前傾角度がきちんと作れていないことが考えられます。前傾角度は股関節、ちょうど太ももの付け根から上体を倒すようにします。股関節から前傾できていないと、スイングの勢いに負けて、前傾が伸び上がる可能性が大きくなります。
股関節からきっちり前傾できていることを前提に、もうひとつのポイントがひざです。アドレス時に、上体を前傾させて、同時にひざを軽くゆるめると思います。このゆるめた状態をスイング中キープすることが大切になります。ひざがインパクトでピンと伸びた状態になると、当然、上体が浮き上がることになります。そうなるとボールにヘッドが届かなくなり、トップになるわけです。ひざが伸びてしまわないスイングスピードで振ることも重要なポイントです。
全体的にトップのミスが多い人は、無意識に体が起き上がってしまう傾向があります。スイング中に頭の位置を少し意識して、ダウンスイングで沈み込むくらいのイメージで振ってもいいかもしれません。特にラウンド中に突発的にトップが出て、それが止まらなくなったら、意図的に沈み込むインパクトをしてみてください。ただ、過剰にやりすぎるとダフリになるので注意してください。
今回のトップ撲滅ポイントは、前傾とひざです!
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