ジミー チュウと初コラボ
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1番ホールからの大叩き、大事なところでチョロ、シャンク……ゴルフでは時に失意のドン底へ突き落とされる場面に遭遇する。そんな状況から気分を切り替えられるかどうかがスコアアップに非常に重要となってくる。そこでストラテジー(戦略)コーチ・松本進さんに、大叩きの後の切り替え術についてアドバイスをいただいた。
(以下、松本さんの解説)
「世界のトッププレーヤーは見た目で分かるような感情の浮き沈みはありません。特にミス直後は、冷静に淡々と過ごしているように覗えます。それに比べて多くのアマチュアゴルファーはミスに過剰反応してしまいがちです。まずは、アマチュアゴルファーに多い3つのパターンを見ていきましょう。
例えばガッカリするようなチーピンが起きたとき、『あー、いまのは体の回転が止まって、手を急に返してしまったんだな』とか、『体が突っ込んでしまったんだな』などと自己分析していませんか? ミスショットを振り返り、ミスした原因を必要以上にアピールしてしまう人がいます。ミスをその場で分析する姿勢は悪くありませんが、やり過ぎは禁物です。
次は、慎重になりすぎてしまうタイプ。ちょっとしたミスを引きずり、その後のプレーが慎重になりすぎるプレーヤーです。このタイプは、ミスを避けようとしてより慎重になりすぎて、新たなミスを招く危険性が高いのです。
最後は、ミスの後の失望を隠せず、あからさまに姿勢や表情に出てしまう人。まるで、この世の終わりのように、ガックリと肩を落とし、表情を強張らせ、トボトボと次のショットへ向かう。もう、次のショットに一切思考が巡らず、ミスの絶望から這い上がれないまま、次打に臨んでしまうタイプです。
ゴルフは如何にミスを回避するかをマネジメントする“ミスのスポーツ”。ミスを分析する人、慎重になりすぎる人、失望してしまう人、3つのタイプともゴルフをもっと楽しんでほしいと思います。ミスから立ち直る術こそがゴルフの楽しみ。前向きな立ち直り方を、それぞれのタイプ別でご紹介していきましょう!」。
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