インパルス堤下さん ドライバー編 理想の高弾道で飛距離UP!
少し重いぐらいのほうが、振り下ろすときの感覚がいい!
堤下「シャフトによって、打点の位置も変わるんですね?」
平井「そうなんです。フェースの打点が集中するかどうかも、シャフト選定の基準になります。堤下さんの場合は、最初のシャフトオプティマイザーの計測結果では、手元が硬めの先調子シャフトで、スペックは60グラム台のSが合っていると診断されました。けれど、堤下さんはパワーがあるので、70グラム台のほうがスイングと球筋が安定していますね。重く感じませんか?」
堤下「まったく問題ありません。むしろ少し重いぐらいのほうが、振り下ろすときの感覚がいいです!」
平井「では、シャフトは70グラム台のSで良さそうですね。堤下さんにいちばん合っていたのは、グラファイトデザインのTourAD GTというモデルでした。この70グラム台のSが最適でしょう」
ロフト1度で打ち出し角が5度変わる!
堤下「弾道の高さは、どうでした? いつもは球が高くて、それで飛んでいないように思っていたんです」
平井「MPクラフト H4というヘッドですと、堤下さんの場合はロフト9.5度で打ち出し角が10度ぐらい。これだと弾道が低すぎて飛ばせません。ロフト10.5度だと打ち出し角が15度でスピン量が2800回転という、ちょうどいい計測値になりました。これなら吹けない高弾道のボールで、今よりも飛ばせると思いますよ!」
堤下「2800回転?」
平井「はい。2000台後半の回転数が理想的です」
堤下「これなら高すぎず、理想的な弾道で飛距離アップできそうですね」
----グリップ太さ調整----
平井「最後に、グリップの太さを調整します。太さの目安としては、グリップを握ったときに中指の先が手の腹に触れる程度が適当です」
堤下「へぇ、そうなんですか! それを知っていれば分かりやすいですね」
平井「あと、“太め”はクラブを返しにくい、“細め”は返しやすいという点を考慮して、スイングタイプに合わせるとよいと思います。堤下さんは特にスイングに関して大きなクセはないようなので、平均的な太さのグリップで用意いたします」
堤下「はいっ! それでお願いします!!!!」
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