“淡色”を忍ばせ春仕様
FASHION
今回のテスター柳田さんのフィッティングで取り上げるのは、打点の安定度を上げ、飛距離もアップさせるという課題だ。その中で、ミズノチーフフィッター平井氏が注目したのは、ヘッドの「ロフト角」と「バランス」、そしてシャフトの「スイング半径」だった。
柳田さんが現在使用しているドライバーは、機能よりもそのお値段(低価格)という理由から購入したというモデル。ロフト角は9.5度、バランスはD6、クラブの長さは46インチ。こちらの数値を判断する基準がわからず、とにかく安いクラブで買い揃えたいという。まずロフト角から見てみると、柳田さんのヘッドスピード(平均41.5m/s)から見て、9.5度の角度は球が上がらない原因になっている模様。そして無理にボールを上げようとすることで強引なアッパースイングとなり、ボールが安定していないことがわかった。またバランスだが、この数値が重いほどヘッドの重量感を感じやすく、インパクトで走らせやすいメリットもあるが、その分安定度も低くなってくる。まだヘッドの操作に自信のない柳田さんにとって、このバランスD6という数値は、適正でないことがわかる。適正シャフトの重量や硬さ、長さなど総合的に判断して適正なバランスのヘッドを提案することに。
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