Lesson.17 左足下がりのアプローチ
2013/06/17
絶対にボールを上げようとしないこと
左足下がりはアマチュアゴルファーにとって最も難しいライ。理由はボールがもともと上がりにくいライなのに、それを上げようとすることでミスになるからです。
左足下がりは、上げることをあきらめて、低く打ち出すつもりで振ることです。どこに落として、どのように転がし上げるかをイメージすると意外と成功率がアップします。
傾斜に体のラインを合わせる
まずスタンスはバランスを崩さないように広めにして、肩、腰など体のラインを傾斜に合わせます。ボール位置は右足寄りに置きすぎないように注意してください。クリーンにヒットしたくなると右足寄りに置きがちですが、右に置けば置くほどボールは高さが出ないので、無意識のうちに右肩が下がって球を上げる動きが入りやすくなります。傾斜なりに構えて、傾斜なりに振るのが最も大切なポイントです。
肩の動きはシーソーのイメージで
傾斜なりにヘッドを動かそうとして、手先の動きに頼るのはやめましょう。ここでも重要なのは、腕とクラブが体の動きに振られること。ポイントは体の正面にクラブがある状態をキープしたまま、肩を縦に動かします。シーソーのイメージでテークバックとフォローで右肩と左肩を縦に動かします。ダウンスイングで右肩が下がるとダフるのではと思うかもしれませんが、クラブが体の正面から外れなければダフることはありません。
頭の位置よりも顔の向きを意識
傾斜なりに振ろうとしたときに、誰もが体の軸がブレないようにとか、頭を動かさないようにとか、色々と意識すると思いますが、こういう傾斜では顔の向きを意識してください。要するに、頭の位置を動かさなくても、顔(目線)が上がってしまえば、体の動きはボールを上げようとする動きになってしまうからです。例えば、キャップのツバなんかの方向を目印にして、顔の向きを意識するのも効果的な方法です。
傾斜なりにヘッドを真っすぐ動かす
左足下がりのライはどうしても球を上げたくなるので、軌道はカットに振るものだと思っている人が多いかもしれません。ヘッド軌道はターゲットに対して真っすぐが正解。肩をシーソーのように縦に回転させれば、ヘッドは自然に真っすぐに動くはずです。それを手先の動きを使ってカットに振ったりしないようにしてください。
構えた位置にクラブがきっちり戻れば、ソールは勝手に滑って、ある程度の高さはでてくれるはずです。
【動画】Lesson.17 左足下がりのアプローチ
左足下がりでは、ダフらない構えを作りましょう!
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