“美味しく”痩せよう! 体脂肪を燃焼しやすくする食品
年末年始の運動不足や食べ過ぎで、正月太りが気になる方が多いと思います。特にアルコールを摂取することで筋肉が分解され、脂肪を溜めやすい体になりますから、お酒の飲みすぎでつけが回ってきたかもしれませんね。
ただ食事量をセーブするのはストレスがかかるもの。今回は“美味しく痩せる”をテーマに体脂肪の燃焼を促す飲食物を紹介します。
青魚
魚の脂には、体脂肪の減少を促す効果のあるオメガ3系脂肪酸が含まれています。特に青魚は含有量が多いため、おすすめです。
さらに抗炎症作用の効果があり、アルコールで負担のかかった内臓系の回復も期待できます。
カフェイン飲料
コーヒーや緑茶(特に玉露)にはカフェインが多く含まれています。カフェインは60分以上の有酸素運動時に体脂肪を燃焼しやすくすると言われています。朝や午後のラウンド前にコーヒーをカップ1杯飲むと、体脂肪燃焼効果がアップします。
さらにカフェインは神経系に刺激を与えるため集中力が向上、また、脳から筋肉への命令がスムーズになり、体を動かしやすくします。
MCTオイル
聞きなれないかもしれませんが、中鎖脂肪酸と呼ばれるMCTオイルも体脂肪燃焼を促します。ココナッツオイルやパーム油に多く含まれています。
体内に吸収されやすく、糖質の代わりにエネルギーとなり、さらに体内の脂肪をエネルギーに変える手助けをします。
コーヒーにティースプーン1.5杯程度を溶かして飲むと、ハワイのコナコーヒーのように柔らかな口当たりになり、おすすめです。
コーヒーにはカフェインが含まれるため、相乗効果で脂肪燃焼アップが期待できます。脂質の代謝を優先的に促すために、MCTオイルを取るときは糖質の摂取を抑えるようにしてください。
普段、口にしている食品にも脂肪燃焼効果が高いものがあります。筋肉量を増やし基礎代謝を上げるだけでなく、脂肪燃焼しやすい食品を摂取して、太り過ぎない体づくりを目指しましょう。
(協力/ケアくる)
小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール
全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。