「腰痛」を和らげたい!アイシングとストレッチのやり方
<プラス1>「腰痛」にならないためのトレーニング方法3つ
腰痛を引き起こす原因は、腰に限ったものではありません。隣接する関節の可動域や、安定性も重要になってきます。そこで今回は、病院や治療院のリハビリやトレーニングでも行われている、実践的なメニューを紹介します。
タオルで腿の裏側をトレーニング(SLRストレッチ)
前傾姿勢になることが多いゴルフで、腰に負担をかけないために必要な、お尻や腿(もも)の裏のストレッチです。
1.バスタオルを縦に半分に折ったものを準備します。
2.バスタオルの両端を手で持ち、片方の足のかかとに引っ掛けます。
3.仰向けになり、膝のお皿とつま先を天井に向けます。
4.膝を伸ばしたまま、タオルを両手で引っ張るように足を上げてストレッチします。
3.ストレッチされた状態で20秒間キープしましょう。左右同じように3回ずつ行います。
身体捻りトレーニング(オープンブックストレッチ)
上半身と下半身を分離し、効率のいいスイングをするために必要なストレッチです。背中、肩甲骨、胸の前が柔軟になると、腰への負担が減らせます。
1.横向きに寝て、膝をお腹に引き寄せるように股関節と膝を90度に曲げます。
2.下側の手で両膝が動かないようにおさえます。
3.上側の手は身体の前に伸ばします。
4.この姿勢から身体を大きく後ろへ回旋させストレッチします。
5.膝を地面から離さないように、腕を肩の高さに保ちながら動かします。
6.ゆっくりと身体を戻して、これを10回繰り返します。
7.左右同じように行いましょう。
足上げ腹筋トレーニング(リバーススティッククランチ)
スイング時、安定したインパクトをするために、腹筋を使って骨盤をコントロールするトレーニングです。
1.仰向けになり、ゴルフクラブなど棒状のものを両手で持ち、膝を曲げ力を抜きます。
2.両足を同時に持ち上げ、つま先が棒に触れるまで上げていきます。
3.つま先が棒に触れたら、ゆっくり足を下ろします。
4.棒が足の方に下がったり、頭の方に上がったりしないように注意しましょう。
5.これを10回繰り返します。
(協力/株式会社ケアくる)
齋木 拓(さいき・たく) プロフィール
鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、治療とエクササイズを組み合わせた、総合的なコンディショニングを得意とする。現在は治療活動の傍ら、IT企業で従業員のパフォーマンスアップのためエクササイズ・トレーニング指導を行っている。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
あなたにおすすめ
レッスン
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |
スイング辞典by内藤雄士 | 一見難しそうなレッスン用語を掘り下げて解説 |
カン違いだらけのゴルフルール | ゴルフルールをQ&Aで解説 |