<プラス1>その「腰痛」放っておいて大丈夫?正しい対処法教えます
<プラス1>その「ひざ痛」放っておいて大丈夫?正しい対処法教えます
プレー後の身体の痛みを、ただの筋肉痛だと思って放置していませんか?今回はゴルフによるひざのけがや痛みを解説します。
ゴルフで起こるひざのけがや痛み
ひざは多くの腱(けん)や靭帯(じんたい)で支えられているため、筋肉痛よりもこれらが炎症を起こすケースが多いです。
また加齢によるひざ関節の変形が、ゴルフ中の動作をきっかけに痛み出すことがあります。あるいは、バックスイングからフォロースルーまでにひざを過剰に捻ってしまい、痛みを訴える方もいらっしゃいます。
病院に行くべき?セルフチェック方法
次の動きを行ったときに、ひざに強い痛みが伴う場合や、1カ月以上痛みが続いている場合は、整形外科や整骨院へのご相談をお勧めします。自分で身体の状態をチェックしてみましょう。
1.両ひざを伸ばして座り、踵(かかと)をお尻の方へ引き寄せたとき
2.足を少し開いて立った姿勢でゆっくり両ひざを曲げ、腰を下げたとき
3.日常生活での立ち座りや、歩いている時、階段の上り下りのとき
ひざは日常生活で常に負担がかかりやすい部分です。病院を選ぶ際は、リハビリ施設、または運動指導(運動療法)をしてくれるところを選ぶと良いでしょう。日常生活や運動動作の注意点などを教えてもらえます。
受診すべきタイミングは?
ひざのお皿の周りや、関節の内側や外側、裏側に痛みが起こる場合もあります。多くの場合は、徐々に違和感や痛みが強くなってきます。放っておいても改善されにくいので、日常生活に支障が出る痛みが1カ月近く続く場合には、受診をお勧めします。
もし急な強い痛みや腫れ、内出血がある際には、早めに受診してください。
次回は、ひざが痛いときのセルフケア方法をご紹介します!
(協力/株式会社ケアくる)
齋木 拓(さいき・たく) プロフィール
鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、治療とエクササイズを組み合わせた、総合的なコンディショニングを得意とする。現在は治療活動の傍ら、IT企業で従業員のパフォーマンスアップのためエクササイズ・トレーニング指導を行っている。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/
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