飛ばしを支える お尻とお腹の鍛え方
トレーニングで高めるスイングの再現性
ゴルフはよく再現性のスポーツと言われます。いつも同じように振ることを心がけて、素振りやスイングを分析する方も多いと思います。正確に同じ動作を行う能力はトレーニングでも鍛えることができます。
今回はスイングの再現性を高めるトレーニングを紹介します。
ローテーショナルランジ
1.手を腰に置き、足を開きます。
2.体を捻り、両ひざが90度程度曲がるところまで腰を落とします。
3.腰を低くした姿勢から、真っすぐに立ち上がります。
4.体を反対側に回転させ、両ひざが90度程度曲がるところまで腰を落とします。
5.そして再度、両ひざを伸ばして真っすぐに立ち上がります。
6.10往復×3セット行います。
*リズム良く回転運動をして、体幹がブレないように注意しましょう。
ハーフニーリング・サイドツイスト
1.水を入れた2Lのペットボトルを用意します。
2.左足を前にして、ひざ立ちになります。
3.ペットボトルを胸の高さで持ち、ひじを伸ばします。
4.片ひざ立ちの姿勢をキープしたまま、体幹を右側に捻ります。
5.左側に捻ります。
6.10往復×3セット行いましょう。足を組み替え、反対側も同様に行います。
*ペットボトルは胸の前にキープし、動作中は体が傾かないように注意しましょう。
ツイストオーバー
1.水を入れた2Lのペットボトルを用意します。
2.足幅はアドレスと同じ幅に広げ、ペットボトルを胸の高さで持ち、ひじを伸ばします。
3.体幹を捻って、ペットボトルを右腰の高さまで下げます。
4.ペットボトルを右腰から左肩の高さまで勢いよく振り上げ、止めます。
5.右腰まで振り下げ、止めます。10回×3セット行いましょう。
6.反対側も同様に行います。
*ペットボトルの勢いで姿勢が崩れないように注意しましょう。
今回紹介したトレーニングは常に背中や腹部、脇腹を意識して姿勢が崩れないように行いましょう。体幹をしっかりと意識しながら捻転動作を行うことで、スイングの再現性アップに効果的です。
(協力/ケアくる)
小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール
全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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