「90の壁」を超える練習法 わきが締まる3段階ドリルとは 森はな
森はな’sレスキュー猫背ってそんなに悪いこと!? スイングに及ぼす影響とは 森はな
「猫背のアドレスで悩む人」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「私のアドレスを見た友人から、『猫背になっている』と指摘されました。ですが、猫背がどれほどスイングに影響しているものかが理解できず…。どこを意識して、どのように直すべきものなのでしょうか?」
【森はなのレスキュー回答】
正しい姿勢で構えることは、ターゲットに対して正しくセットアップするために必要であり、スイングの動きをスムーズに行うためにも重要な項目です。良い姿勢か悪い姿勢かは、体の回転のしやすさにも関わります。今回は、絶対に猫背にならないための構え方をご紹介します。
1. 猫背は上半身の可動域を狭めてしまう
首が前に倒れて背中が丸くなった姿勢のことを、猫背といいます。猫背になると、上体が回転する範囲を極端に狭めてしまいます。猫背のまま強引に振ろうとすると、両ひじが曲げり、わきが大きく空いた不安定なトップとなってしまうのです。
2. ボールを視界の一部としてとらえる
猫背にならないためには、アドレス時でのボールの見方も重要です。視線をボールに集中しすぎてしまうと、上体が前のめりになって背筋は曲がってしまいます。ボールは視界の中の一部としてとらえ、必要以上に注視することは避けましょう。
3.「前へならえ」から肩甲骨を寄せる
猫背にならないルーティンは、まず直立状態で“前へならえ”の体勢を取り、そこから両方の肩甲骨を中央に寄せて腕を引きます。あとはクラブを握って前傾するだけ。肩甲骨を寄せることで、両胸が自然と張る形となり、首筋が曲がりにくくなることで猫背を防ぐことができます。
【今回のまとめ】猫背=飛ばない・曲がる・故障につながる
・猫背は上半身の可動域を狭めてしまう。
・ボールを視界の一部としてとらえる。
・前へならえから肩甲骨を寄せる。
取材協力/サザンヤードカントリークラブ
森はな’sレスキュー 記事一覧
- 2023-12-13年末コンペにまだ間に合う! ぶち壊せ「90の壁」人気5レッスン 森はな
- 2023-12-06カップに入れるだけではダメ? 平均パット数が減る「三つ目ドリル」 森はな
- 2023-11-29グリーン周りのアプローチ ミスを防ぐ一番の近道は? 森はな
- 2023-11-22フェアウェイウッドのポッコン&ザザザを直すには 森はな
- 2023-11-15シャフトクロスはなぜ起きる? 原因と対策 ヒントは「片手ずつ」 森はな
- 2023-11-08スウェーと体重移動 似ているようで全く違う右足裏の使い方 森はな
- 2023-11-01もう「右を向いている」なんて言わせない 真っすぐ向くためのルーティン 森はな
- 2023-10-18猫背ってそんなに悪いこと!? スイングに及ぼす影響とは 森はな
- 2023-10-11「90の壁」を超える練習法 わきが締まる3段階ドリルとは 森はな
森はな(もり・はな) プロフィール
1998年生まれ、東京都出身。祖父の影響で9歳からゴルフを始め、日本大学ゴルフ部を経て、現在プロテスト合格を目指して日々奮闘中。今季から取り組み始めたスイング改造で、球筋をフェードからドローに変え、約20ydの飛距離アップを実現。ニックネームは実名そのまま“もりはな”ちゃん。休日は料理をしてリフレッシュすることが多い。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
あなたにおすすめ
レッスン
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |
スイング辞典by内藤雄士 | 一見難しそうなレッスン用語を掘り下げて解説 |
カン違いだらけのゴルフルール | ゴルフルールをQ&Aで解説 |