サイエンスフィット レッスン

ヘッドを最大限に走らせるコツ(後編)

2019/12/19 17:00

ハーフダウンでフェースが下を向くイメージ

ラケットではハーフダウンで左面が下を向くことが大切

沼田さんのタイプでは、ハーフダウンまでにフェースをボールに向ける動作を完了させることが肝心です。クラブをラケットに持ち替えると、ハーフダウンで左面が下を向く形です。前回は、トップからハーフダウンまで右手首を甲側に折った形(左手首を手のひら側に折った形)を保つドリルをやりましたよね。沼田さんは、切り返し直後から左手首が甲側に折れてフェースが上向きだったので、その悪いクセを、徹底的に改善すべきです。

トップで作った右手首の角度をキープしながら左手でベルトを引く

左手で右腰のベルトを持って、右手1本で振ってみましょう。この際も、トップで甲側に折れた右手首を、ハーフダウンまでキープすることを意識してください。そして、左手でベルトを引っぱり、腰の回転を促します。ハーフダウン以降は、意識的な腕や手首の動きは必要ありません。腰の回転に従って振るだけです。

1 2 3 4 5