プロ・アマ比較/スイング動作の決定的な違い
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“球をつかまえる動き”を理解することが上級者への近道
「つかまり指数」で、つかまえる腕前が一目瞭然
アマチュアゴルファーがレベルアップしていく段階で、スコア100の壁、90の壁、80の壁とありますが、サイエンスフィットでデータを検証した結果、アマチュアにとっては、90の壁がもっとも大きく立ちはだかると言えます。つまり、コンスタントに80台で回るのは、かなり難しいのです。サイエンスフィットでは、初級・中級者の多くがクラブヘッドの自転の意識が曖昧なためだと結論付けました。前述したとおり、自転ができていないと、ちょっとしたミスヒットが、大きなミスにつながってしまい、スコアを乱すのです。
しっかりと自転ができているのかいないのか? 一般的なビデオ解析では、それを判別することはほぼ不可能です。しかし、3Dモーションキャプチャーによって動きを数値化することで、自転の度合いが即座に分かります。この自転の度合いという新しい視点を「つかまり指数」と名付けました。これは、ダウンスイングでの左腕の総合的な動きがフェースを閉じる方向に向かっているかを計る指標です。左手のコック(手のひらの面に平行な動き)、左手のヒンジ(手のひらの面に垂直の動き)、そして左腕の回旋の角度の、それぞれの推移から、チェックすることができます。
また、90の壁を厚くしているもう一つの要因として、自転の感覚が曖昧な人は、球をつかまえようとするほど、真逆の結果に陥りやすいことです。サイエンスフィットのレッスンで、一連の計測を終えたあと、最後に「思い切りつかまえる感じで打ってください」というと、このレベルの人はほとんど例外なく、つかまり指数が大きく低下するのです。ラウンド中、絶対に右に行きたくないという場面で、つかまえようと意識するほど、逆につかまらなくなるのです。
つかまり指数を意識的に高める方法や、つかまえようとするほど、つかまらなくなる理由など、今後は、受講者を迎えた具体的なレッスンを通じて、もっと深く、分かりやすくお伝えできると思います。乞うご期待です! では、今回のレッスンを動画でおさらいしてみましょう。
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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