正しい前傾姿勢と腰の回転で球をつかまえる!(後編)
2019/05/30 17:00
理想的な骨盤の前傾角度を体感!
「スイング・スキャン」では、リアルタイムで体の各部の角度や動きを視認することができます。尾柴さんは、アドレス時に骨盤が1度しか前傾していませんでしたが、正しい骨盤の前傾角度を、刻々と変わる数字を見ながら、その場で体感することができます。ガチガチに理想的な数字へと縛り付けるようなレッスンはしませんが、正しい姿勢の作り方を促し、理想の形を体感することが大切です。
お腹から前傾するのではなく、足の付け根で前傾すると、骨盤の前傾角度が深くなります。多くのアマチュアは、前傾しているつもりでも、骨盤が立っているケースが多いのです。骨盤の前傾角度の数値を見ながら、足の付け根から前傾すると、これまでのアドレスとはまったく違う感覚になるはずです。理想的な20度前後の数値に合わせ、そこから数値が変わらないように、軽く膝を落とせば、正しいアドレスがビシッと決まります。