メタルドライバーのルーツ
ドライバーのヘッドの素材といえば古くはパーシモン(柿)が主流でした。その後、メタルヘッドが登場し、その中でも軽くて強度のあるチタンが現在は人気です。ところで、史上初のメタルヘッドのドライバーは日本人が作ったそうですが、そのドライバーにつけられた名前は次のうちどれだったでしょう?
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正解
メタルドライバーはアメリカで生まれたというのは一般に知られていることですが、そのもとになったドライバーが日本で開発されていたという事実はあまり知られていません。かつて日本ではパーシモンが不足するようになり、次世代のドライバーの素材が探されていました。1975年5月、苦心の末に富山県のある会社が開発したのがメタル中空構造のドライバー「TSURUGI(ツルギ)」です。これはパーシモンヘッドのフィーリングを維持した画期的なドライバーで、この「ツルギ」のコピークラブである「サンバード」のさらに改良版としてアメリカで開発され発売されたのが「ピッツバーグ・パーシモン」です。このクラブを使い、リー・トレビノがツアーで大活躍したことでメタルヘッドは一気に知られるようになりました。