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2009/10/14
ワンポイントレッスンで即解するような感じではないですね。まず、問題は極端すぎるフックグリップ。これはビッグスライスを嫌っているうちに、そこにたどり着いたのでしょう。しかし、いきなりスクエアに直すと、とんでもなく右に行くようになってしまいます。徐々にスクエアに戻しつつ、スイングの全体の癖を直していきましょう。
極端なフックグリップの場合、体を大きく使わないと、うまくヘッドを返せません。返すタイミングが遅れればプッシュアウト。ちょっと擦ればビッグスライスになります。しかし、いきなりスクエアに戻すのは危険なので、ややスクエアに戻して、自然にヘッドが返るグリップにします。
栗田さんの場合、ややスクエアに戻すと、今度はもっと右にいくはずです。これは、テークバックでオープンフェースになっていて、戻り切らないところを、ストロンググリップで矯正していたと思われます。まず、グリップエンドをオヘソに当てて、ハーフスイングの練習をします。そして、スイングの初期で、フェースが開く原因を摘んでしまいます。
ここで、意識することはクラブと上半身の一体感です。特に、ハーフスイングの間は、アドレスと同じ状態で、クラブが常に上半身の真正面にあることが理想です。この一体感を確認しながら、ハーフショットを繰り返し練習してください。栗田さんの場合、極端なフックグリップで、自然なリストターンができなかったことが、伸び上がる原因になっていたと考えられます。
ややスクエアに戻したグリップで、クラブと体が一体となったスイングができるようになってくると、今度は、戻りの早いドローボールかフックボールが出始めます。その段階で、少しずつ、グリップをスクエアに戻していきます。解き難いパズルのようでしたが、この順序で直していけば、スイングが安定してくるはずです。
クラブと上半身の一体感を持ったスイングが身についてから、というのが大前提ですが、グリップをスクエアに戻す以外にも、もう一つ方法があります。それは、トップから切り返すタイミングで、腰を5センチ程度、左にスライドさせる方法です。こうすることで、自然に体重移動して、体が回るようになり、フックボールを矯正できます。
「直したいのは、ビッグスライスですね。それを嫌っていると飛び出す、フックも悩ましいところです。インパクトで体が起き上がる癖もあり、それも直したいですね」
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