ジミー チュウと初コラボ
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2009/11/04
データの示す限り、基本的にはスライサーのスイングプレーンです。インサイドアウトのダウンスイングを強く意識すると引っかけが出るのは、インサイドアウトで降ろしているつもりでも、アウトサイドインの軌道のままで、実はフェースが閉じて当たっているだけなのです。バラバラになっているスイングを、もう一度、根本から見直していきたいところです。
このレッスンで毎回言い続けていること。それは、テークバックが改善されれば、自ずとダウンスイングも改善されるということ。つまり、テークバックをないがしろにして、ダウンスイングでインサイドアウトにしようとするのは、不可能なことなんです。まずは、グリップエンドをオヘソに付けて、アドレスしてみてください。
グリップエンドをオヘソに付けてアドレスしたら、その状態でハーフウェーバックまで、上げてください。このテークバックが、上半身の真正面にクラブがあって、体とクラブの理想的な一体感を生み出します。これは、もともと開きやすい重心構造になっているクラブを、テークバックで開かないように抑えることにもつながります。
これまでの大川さんのテークバックは、初動から大きく開く感じでした。テークバックでフェースが開いてしまうと、ダウンスイングでは体が本能的に反応して、閉じるように持ってくるような軌道を描きます。つまり、アウトサイドインの軌道から脱することができなくなるんです。小手先でインサイドに降ろしたつもりが、フェースが閉じたアウトサイドインのインパクトになって、引っかけが出てしまうのです。
上半身とクラブの一体感を崩さないテークバックができれば、ダウンスイングは何も意識しなくて良いんです。アドレスと同様に上半身の正面にクラブがある、正しいハーフウェーバックができたなら、そこからは肘を畳んでトップに持って行くだけ。極論すれば、ハーフウェーバックまでをしっかり改善すれば、大川さんのショットは格段に安定感を増すと思います。
スイングを改善する過程で、あまり1打1打のインパクトやボールの行方を気にしないことが肝心です。そこで、自分からみてボールの前方に、飛球線方向と平行に箱を置いて、その軌道に沿って振り抜く練習をオススメします。クラブのポジションを気にするのは、ハーフウェーバックまで。トップからフィニッシュまで、ボールを意識せず振り抜きましょう。
「ゴルフ歴はかれこれ25年になりますが、スライス気味のショットは、もう長年のお付き合いという感じですね。ダウンスイングでインサイドアウトに振る意識で臨んでいますが、この頃は、引っかけも気になっていて、どうしたら良いのか分からなくなりました…」
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