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スペシャル・ラウンドレッスン〔5〕 超シンプル・バンカーショット
基本の型がなっていませんヨ
ボールの下をくぐって抜けるはずのフェースが、砂にずんずん潜ってしまう。それを嫌がれば直接当たってホームラン。あらゆるショットに通じるボディターンをスタジオで体得したはずのに、手をコネたり返そうとしたり…。受講者たちはあらゆるミスを頻発しましたが、それはすべて、アドレスの基本型がなっていなかったことが原因なのです。
まずターゲット方向に対してオープンに立つ
ターゲットを定めたら、それに対して30度~45度くらいオープンになるようにスタンスを決めます。その際、スタンスの中央くらいにボールがくるように、セットしましょう。これで、スイングする方向が決まります。さらに、足場が悪ければ、足を少し砂に潜らせて、バランス良く振れるよう、足場を整えましょう。
フェースをターゲット方向に向けます
スタンスを決めたら、フェースをターゲット方向に向けてグリップ。フェースの一番下の溝がターゲット方向と直行するように合わせるだけです。先に、フェースを合わせてから、スタンスを開くと、ボールの位置が狂ってしまいがちなので、順番が大切です。もしスタンスの微調整をするならば、ボールを中心に体全体を回すようにすれば、ボールと体の位置関係が崩れることはありません。
スタンスの方向に沿って振ること
スタンスとフェースの向きが決まれば、アドレスの基本型は完了です。全然難しいことはないですよね。スイングの方向は、もちろんオープンに構えたスタンスの方向になります。スタンスの方向に上げて、スタンスの方向に振り抜く。ターゲット方向ではなく、スタンスの方向ですよ。あとは、スタジオで学んだスイングとまったく同様に、インパクトで手を返したりせず、ボディターンで振り抜きましょう。
サクッという感覚で砂が取れればOK
アドレスは一回覚えてしまえば、簡単ですよね。練習のしどころは、ボールの2センチくらい手前を狙って、砂にフェースを入れること。ボールに直接インパクトせず、ボールの下にフェースをくぐらせる感覚です。コツンとボールにヒットしたらNG。サクッとボールの下の砂を切り取るような音で振り抜ければ合格。砂に線を引いて練習してみましょう。
思い切りよく振り抜くこと!
正しいセットアップができ、しっかりとボールの手前にフェースを入れられれば、ボールは勝手に上がって脱出できます。途中で緩めたり、手をこねてエグり出そうとすれば、ミスは必至なので要注意。スタジオで習得したスイングで、思い切りよく振り抜くことだけを考えてください。
サイエンスフィット受講生のみなさん プロフィール
前回、20ヤード以内のアプローチのほとんどをカバーできるショットを身につけた受講者たち。さまざまな超シンプル・レッスンを積み重ねてきましたが、やはりバンカーは苦手な方ばかり。ボールを直接打ってしまったり、脱出できず、また同じところにボールが戻ってきたり…。
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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