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2011/06/15
正面からスイングを見ると、しっかりと腰を回しているし、軸も左右にぶれたりせず、手をこねたりもしていません。とっても綺麗なスイングですよ。ちょっと直すだけで、インサイドアウトの軌道に修正出来るはず。まず、大きな問題はアドレス。右手の甲や右の前腕が上を向くくらい被せてしまっています。これだと、右肩が前に出て、肩のラインが開いてしまいます。すでに、これで1.5度くらい外から降りる状態になっているんです。
右腕を被せたり、右肘を突っ張ってしまうと、肩のラインは開いてしまいます。右のグリップの方が体から遠いところを握るからです。アドレスでは肩や肘のラインを飛球線と平行にすることがポイント。そのためには、前腕の内側が上を向いた状態から、右肘が右腰を指すように軽く曲げて、左右の肘のラインを飛球線に平行にすることが大切です。
それと、左のグリップに対して、右のグリップは、左右の手のひらが向き合うような形が自然です。雑誌などを両手で挟んで、少し右に傾けてみると、その感覚が分かりますよ。左のグリップは2つのナックルが見えるくらいに握るので、左手の甲はやや右に傾きます。一方、右手は、その左手のひらに向き合う形で、下から握るような感じになるはずです。
どんなプロにもほぼ共通するのが、トップでの腕の形。腕は右肘部分が直角になる、直角三角形が理想ですが、栄川さんの場合は、2等辺三角形になってますね。つまり、トップで右脇が開いてしまっているんです。トップで右脇が開くと、その腕の三角形の形ままクラブが降りてきてしまいます。つまり、大きく外からクラブが降りてきてしまうのです。
トップの腕の形を直角三角形にするには、右脇を締めること。手袋などを挟んでテークバックしてみてください。すると、自然に右肘は真下を向き、腕は直角三角形になります。最初は窮屈に感じるでしょうが、右脇を締めていれば、ダウンスイングでもこの直角三角形が自然にキープされるので、肘が体の近くを通り、勝手にインサイドアウトの軌道に乗るはずです。
脇を締めたスイングは、いつもクラブを上体の正面に保ち、腕とクラブと体をキレイに同調する練習にもなります。他には腕にボールを挟んだ練習も効果的です。最初は、ショートアイアンのハーフショットから始めて、ミドルアイアン、フェアウェイウッドと長くしていき、最終的にドライバーのフルショットができるように練習を重ねてみてください。
「アプローチとかショートゲームにはそれほど悩んでいないんですが、問題はドライバー。スライスもあるし、飛ばそうと思うと左に。トップもダフリもあるし、シャンクみたいなひどい当りもありますね。球筋を安定させたいし、飛距離もアップできれば、もっとゴルフを楽しめるのに…」
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