“淡色”を忍ばせ春仕様
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2012/02/08
テークバックで右にスウェーしないように気をつけているとのことですが、実際のところ15センチ以上、軸が右に移動しています。おそらく、どこを注意するとかではなく、漠然と右に体が流れないように意識しているのでしょうが、それでも大きく右に軸が流れてしまっています。この症状が進むと、ドライバーもダフるようになってくるので、注意が必要です。
軸をキープするというのは間違いではないのですが、頭を動かさない意識でいたつもりでも、実際はやっぱり流れていましたよね。軸をぶらさないために意識すべきは、テークバックで右膝の角度を保つことなんです。右膝の角度さえ保っていれば、軸は右に流れることはありません。右膝の角度をルーズにしたまま、テークバックして、さらに頭を残そうとすればアッパーは強まります。テークバックでは軸が流れていることに気づかず、ダウンスイングでは、ズレたままのポジションで頭が残ってしまうからです。
うまくその場でクルッと回転する体の使い方を覚えれば、軸のズレにピリピリしなくてもいいんです。綺麗に回転できれば、軸の意識がなくても、軸は左右にブレずに保たれるからです。そのポイントは右膝の一箇所だけ。右足のかかとに柔らかいものを置いて、スイングすると軸は右に流れなくなります。テークバックで右膝が右に流れれば、軸は右に。右膝が伸びれば、今度は軸が左に傾き、リバースピボットにもなりかねません。
ドライバーが好調でも、他のクラブを同じようなアッパー軌道で打ってしまうと、手前をダフッたりトップしたりというミスが、顕著になってきます。ここで注意するのは、右膝のキープとセットアップだけ。フェアウェイウッドは払うようなイメージではなく、実はアイアンのようにダウンブローで打つイメージなんです。セットアップでは左腕とクラブが一直線になるように構えて、フェースを少し立てる形にしてください。ボールの位置は今よりも内側になってくるはずですよ。
ドライバーでアッパーブローが強い人は、アイアンが苦手になり、特にショートアイアンでは、すくい上げる動きが、トップしたり右にプッシュアウトするようなミスにつながります。しっかりと右膝をキープして、すくい上げる動きを抑えたスイングを心がけるべきです。
おそらくサンドウェッジやピッチングウェッジでは、すくい上げる動きが強いために、球が異常に高く上がることもあり、距離感が分からない状態でしょう。右膝のキープを意識しつつ、9時-3時のハーフスイングの練習が効果的です。腰はフルターンしますが、フォローではしっかりと9時で止めるように意識してください。体が浮き上がらないように抑える感覚が分かると思います。この9時-3時が安定して触れれば、番手ごとの入射角も保たれ、各番手の距離感も安定してきます。
「前回のレッスンから練習を重ねて、ずいぶんショットが良くなってきたと実感しています。でも、許せないのは5番や6番のミドルアイアンによるミスですね。今の自分なりの対処法としては、テークバックで右にスウェーしないようにとか、インパクトまではヘッドアップしないようにと気をつけているんですが、どう修正したらよいのか分かりません。ショートアイアンがトップしたりするミスも気になります」
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