“淡色”を忍ばせ春仕様
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2012/02/29
テークバックではフェースの開きを抑えていて、腕とクラブと体が一体に上がり、インサイドに引くこともないので、とても良いと思います。それでも、スイング軌道がときどき外から入ってしまうのは、アドレスの乱れによるものです。もともと肩のラインが開く癖があって、クラブが長くなりボールの位置が左になってくると、その癖が出やすくなります。アドレスで肩のラインや両肘のラインが開いた、インテンショナル・スライスを打つ構えになっているんです。
セットアップで特に重要なのは、肩のラインと肘のライン。これを飛球線に平行にあわせることが肝心です。ところが、ターゲットを確認しながらセットアップすると、どうしても肩のラインが開きやすくなります。その状態でグリップを決めてしまうので、右肘がまっすぐに突っ張っていき、両肘のラインも開きます。上半身が左に捻れた状態からテークバックすれば、当然スイング軌道もアウトサイドインに捻れてしまいますよ。
ボールを右寄りに置くアイアンショットでは、大きなセットアップの狂いは出にくいですが、クラブが長くなり、ボールが左足寄りになると、上半身が開く方向に捻れがちになります。コースで右にOBなどがあれば、さらに上体が逃げて、この傾向が強まります。右を嫌うほど、実はインテンショナルにスライスを打つ構えになりがちなんです。気をつける点は、まず両肘のラインを飛球線に平行に合わせることです。
両肘を真っ直ぐに突っ張ってグリップすれば、左手よりも右手の方が、体よりも遠いところを握っているので、当然、肩や両肘のラインが開いてしまいます。両肘のラインを飛球線と平行にするなら、右肘は軽く曲げられていなければなりません。右肘は右の腰骨を指し、前腕の内側が上を向いた感じになるはずです。このように、肘のラインを揃えれば、右肩が前に出ることもなく、肩のラインもスクエアになります。
無意識に上体が開いてしまう癖を直すために、逆にインテンショナル・ドローの構えで打ってみましょう。難しく考えることはありません。今までと逆のセットアップをするだけ。つまり、上体をややクローズにした状態で、フェースをターゲットにスクエアに構えるんです。従って、ボールの位置はやや内側に入ってきます。このセットアップで、ボールを掴まえる感覚を掴んでください。
これまで、肩や肘のラインが開く癖があったので、正しいセットアップに修正すると、スクエアなのに右を向いているような感覚に囚われて、いつの間にか、もとの悪いアドレスに戻ってしまいがちです。掴まえようとして右のグリップを絞って握るようになり、右肘が突っ張って、完全に元のアドレスへと逆戻りです。両肘のラインをスクエアにした、正しいアドレスに一刻も早く慣れること!
「最近は、ときどき引っ掛けることもありますが、ドライバーは全体的にスライスが多いですね。トップで右脇が開く癖があるので、そうならないように意識していますが、なかなか思ったようには打てません。それと、ボールが高く上がらないのも気になるところです」
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