“淡色”を忍ばせ春仕様
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2012/06/13
スイング軌道は男子プロも属するAゾーンなので、それほど問題の根っこは深くないんです。軌道はストレートに入っているのに、フックが出るということは、そもそも、グリップの時点でクラブフェースが大きく閉じてしまっているんですね。いつも通り、何回か打ってみて、そのグリップのまま、クラブを体の正面に戻してみてください。最初からかなり、閉じていることが分かりますよ。では、一体どうして、こうなってしまうのでしょうか?
アドレスをもう一度検証してみましょう。これまでのセットアップだと、グリップエンドがかなり左にありますよね。その位置で、グリップを決めてしまうと、体の正面に戻したときに、かなりフェースが閉じてしまっていることが分かります。グリップを決める前に、グリップエンドが左にある状態だと、開いて見えるのに、正面に戻すと実は大きく閉じてしまうんです。つまり、フックするからと、グリップエンドを左にして、開き気味に構えようとすれば、もっと閉じてしまうという悪循環に陥ります。
グリップエンドが左にある状態で、グリップを決めれば、閉じてしまいます。フックを嫌がり、グリップエンドはもっと左へ。そして、開いているつもりなのに、もっともっと閉じていく…。この悪循環を断ち切るには、体の正面でグリップを決める癖をつけることです。そうした基準を定めることで、知らず知らずのうちにアドレスを乱す錯覚を撲滅するのです。
左にグリップエンドがある状態で握ればフェースはクローズになりやすく、逆に、右にグリップエンドがある状態で握れば、フェースはオープンになりやすい。どちらも、見た目と逆の結果になるので、注意が必要です。ですから、グリップを決める際には、グリップエンドを体の中央にした状態でグリップを決め、微調整するする際も、体の中央で決めることが肝心です。そして、一度体の正面でグリップを決めたら、決して握りなおさないこと!
サイエンスフィットのデータによれば、リストターンを積極的に使う人は、フェースの開閉を使うので、左手はウィークに握ります。一方、多くの受講者におすすめしているボディターンスイングでは、ストロングにセットして、左手の拳が2ナックル見えるくらいに握ります。ウィークかストロングか、この基準も必ずグリップエンドを体の正面に向けた状態で決めてください。まずは、ストロンググリップでスクエアを決めてみましょう。
廣川さんの場合、スイング軌道には何も問題がないので、あとはグリップを体の正面でスクエアにすることだけ。体は正直です。フェースが閉じてしまっていて、どうしても引っ掛けたり、ボールが上がらなかったりするので、すくい上げるスイングが身についてしまっているんです。アプローチでトップするのも、これが根本的な原因です。グリップを正すことで、徐々にスイングが改善されていくはずです。
「ドライバーは自分が振っている割には、全然飛んでいない感じがしますし、ミスのほとんどは引っ掛けでスライスすることはありません。他のクラブではトップに悩まされていますね。フェアウェイウッドは、大きなミスになるのでほとんど使えないし、アイアンも引っ掛けたりトップしたり。アプローチもことごとくトップして、グリーン周りを行ったり来たり…。きっと、すべてに共通する根本的な原因があると思うのですが、是非それを知りたいですね」
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