ソックス選びの正攻法
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2012/12/05
正しいスイング軸をより安定させるレッスンの前に、まずは、ボールを掴まえるための姿勢を再チェックしましょう。つかまえる姿勢を整え、テークバックで正しいレールに乗せることが最初に覚えなければならないステップです。それができて初めて軸回転を覚える段階に入ることができます。今のSさんのアドレスは、グリップがウィークに戻っていて、体の回転で掴まえるための準備がまだまだ未完成なんですね。
まず、すぐに改めるべきはグリップ。人差し指と中指のナックルが見えるような、ストロンググリップに正してください。前回「y字」アドレスを覚えましたが、これが体の回転だけでボールを掴まえるための、非常に大切な構えとなります。注意点としては、右肘を伸ばさないこと。右肘が伸びたアドレスでは、肩のラインが開きそれだけでもアウトサイドインのスイングになってしまいます。アベレージスイングでは、右肘が伸びたアドレスによてウィークグリップになり、スライスを招くケースが大多数なんです。
グリップエンドが左ももを指すようにして、左腕とクラブが一直線になるようにセットし、左グリップをストロングにしたら、自然にフェースがややクローズな状態になります。これが「y字」アドレスの基本でした。この形を作ったら、右グリップは、左の手のひらと向き合うように沿わせます。まずは、右の手のひらが真上を向くようにして、右肘が腰骨を指すように。そこから手首だけを回して、左グリップに沿わせるだけです。後方から見ると、右肘が軽く曲げられ、左腕の方が上に見えていればOKです。
正しい「y字」アドレスができていれば、フェースはややクローズになって、自然に掴まえる準備ができます。フェースの向きが、アドレスの段階から開いてしまっていないか、時々チェックしてください。クラブヘッドを体の正面に持ってくれば、フェースの開き具合が分かります。ややクローズになっていればOK。もし開いているようなら、アウトサイドインの軌道になりがちなので、いつも必ずフェースの向きをチェックしてくださいね。
頭を残す意識をなくしたことで、テークバックでは背骨の軸を中心に、しっかりと体が回るようになりました。しかし、時々逆に、体が回りすぎることがあって、スイング軸が大きく乱れています。これが、全然当たらなくなる原因です。テークバックで顔もいっしょに回るのですが、写真のようにボールが視界から外れるほど回す、新たな癖が出てきていますね。顔が回っても、ボールを視界から外さないように!テークバックでは、みぞおちを回す意識だけあれば、上体・腕・クラブが一体になって上がります。
もう一つ新たな癖として気になったのは、ボールと体との距離が遠く、ハンドダウンがきつい状態になっていることがあります。ボールと体の距離が遠いと、インパクトで届かせようとして、上体が前方に突っ込む動きが出てきます。ダフることが多いのは、これが原因だと思われますね。グリップと体の距離を拳1個半くらいにして、ハンドダウンを改善し、グリップの位置がもう少し上になれば、ボールと体の距離は自然に近づいてきますよ。
「頭を残す意識を持たないことで、体を十分に回したスイングができるようになってきたと感じてます。でも、練習場でダフることが多かったり、コースでは右に行くミスが出てしまい、時々、全然当たらなくなることもあるんです。新たな問題が出ているのか、前回のレッスンを正しくできていないのか、原因はわかりませんが、もっとショットを安定させていきたいです」
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