“淡色”を忍ばせ春仕様
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2015/02/18
インパクトで体の回転が止まってしまう人には、フォローで胸がターゲットに向くように教えますが、橋本さんの場合は、体の回転が過剰になっています。ウエイトシフトや下半身リードという言葉を、巷でよく耳にしますが、これを意識しすぎるのは禁物なのです。正面から見たインパクト時を小平智プロと比較すると、橋本さんはかなり左膝が右に寄って、右のカカトが大きく浮き上がっているのが分かります。
インパクトは、左から右に体重を大きく移動させて、ターゲット方向に向かって力を込めるような感覚ではないんです。インパクトはあくまで、ボールにパワーを伝えること。その感覚は、このような重いバッグを叩くと、すぐに分かります。数回叩くだけで、力感が分かってくると同時に、体の使い方も変わってきます。下半身が大きく開くことなく、左頬が残る形になります。ボールに力を伝える体勢を体感できるのです。
では、いかにしてバッグを叩く感覚で振れるのでしょうか?ウエイトシフトは、実はまったく意識することはありません。テークバックでは右のお尻を少し引けば、勝手に右の股関節に乗ります。ダウンスイングでは、ただ左のお尻をアドレスの位置にスッと戻すだけ。ウエイトシフトや下半身リードと言われると、腰をどんどん先行させて回そうとしてしまいがちですが、腰の動きはもっと穏やかで些細なものなのです。
プロのインパクトを正面から見ると、胸は正面を向いています。しかし、下半身のリードが過剰になってくると、橋本さんのように胸も開いてしまいます。しかし、胸が正面を向くように指導すれば、今度は体の回転が止まってしまいます。でも、ダウンスイングで、左のお尻をアドレスにスッと戻す意識を持てば、体の回転を損なわず、過剰になることもなく、正しい体の動きができるようになってきますよ。
今度は、タオルを4回くらい折って、その上に靴を脱いで立ってみましょう。そして、アイアンを振ってみます。結構、滑る感じがして不安定ですよね。今までのような、過剰なウエイトシフトをすれば、バランスを崩してしまいますが、左のお尻をアドレスに戻す意識を持つと、上手く振れるはずです。下半身を強く踏ん張るでもなく、過剰に動かすのでもなく、言葉で説明するのは難しいのですが、バランスを保てるように下半身が粘るような感じです。
さて、今度はタオルの上でドライバーを振ってみましょう。不安定な足場で、しっかりバランスを保つように振ると、今までどれほど振り回していたのかも分かると思います。あからさまなウエイトシフトも下半身を豪快にリードさせることもできません。長いクラブに振られてバランスを崩さぬよう、用心深く、着実に左のお尻をアドレスの位置に戻しましょう!
「この企画で、2回目の受講となります。初回は、フェースの開きをご指摘いただき、教わったことを実践できるように練習してきました。アイアンは、よく掴まるし、飛距離も伸びて、スライスからもすぐに脱出できましたが、その後、引っ掛けが出るようになってしまいました。体の使い方が悪いから引っかかってしまうのだと思い、左にウエイトシフトしてから、クラブを下ろすような意識を試してはいるのですが・・・」
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