ヘッドを返してつかまえやすいドロー仕様 ミズノ ST-X 220 ドライバー
【ホッシー】
ミズノが世界展開しているSTシリーズに新モデルが登場しました。ドライバーは「ST-X 220 ドライバー」と「ST-Z 220 ドライバー」の2モデルが用意されていて、今回試打する「ST-X 220」は球のつかまりが良いタイプとなっています。
【ツルさん】
ヘッドを上から見下ろすと、2つのモデルは見分けがつかないぐらいよく似ています。けれど、ソール側を見ると「ST-X 220」はウェイトがヒール寄りになっていて、ヘッドをターンさせやすく設計されているのが分かりますよね。ヘッドの投影面積が大きくて安心感があるし、フェースアングルもスクエアで構えやすい。球が上がりやすそうな雰囲気もあって、やさしくまっすぐ打てそうに感じられるドライバーです。
【動画】ホッシーとツルさんが「ST-X 220 ドライバー」を試打検証
【ホッシー】
打ってみると、打感がいいですね~♪ インパクトでボールをつぶしながら弾き飛ばしているような感覚が得られます。それに低スピン弾道で、よく飛んでいます!!
【ツルさん】
この打感の良さは、フェース素材として使われているフォージドβチタンとミズノの研究開発によるものでしょうね。もともとミズノのSTシリーズは、パワーのあるPGAツアー選手が叩いてもロースピンの強弾道で飛ばせるヘッド性能。新作になっても、その良さは継承されています。弾道計測数値を見ると、芯でボールを捉えたときのボールスピードも速いです。
【ホッシー】
うまく打てれば、飛ばせるドライバーだと思います! けれど、ナイスショットが続かないというか…。球のつかまりが良いモデルというわりに、僕が打つと右に飛ばしてしまうミスも出ました。
【ツルさん】
「ST-X 220」は、大型ヘッドのわりに操作性がいいタイプなんですよね。万人がオートマチックにドローを打てるモデルというわけではなく、ゴルファーが球をつかまえようと思って振ったときに、ヘッドがちゃんと反応してつかまえてくれるモデルです。そんな性能を求めるゴルファーにはハマりそうです。ホッシーは、スイングタイプ的にそういう性能を求めていないはず(笑)。このあたりの相性はあるでしょうね。
【ホッシー】
フェースターンさせて打っていきたい人には、扱いやすくて良いドライバーなのかも。小ぶりヘッドのドライバーを好んで使っているゴルファーも、この「ST-X 220」なら打ちやすく感じられるかもしれないですね。
【ツルさん】
僕が打っても弾道がバラける傾向にありましたが、シャフトの影響もあると思うんです。今回の試打クラブに装着されているシャフトは、中間あたりがしなるクセのないタイプなんですが、ダレるような感じがしてインパクトが安定しませんでした。せっかくのヘッド性能をいかしきれなくて、正直もったいない気がしました。もし、僕がクラブフィッターならカスタムシャフトを推奨しますね。
■ 試打したクラブのスペック
ミズノ ST-X 220 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Tour AD GM D ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ホッシー:テーラーメイド SIM MAX ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Diamana TB 50 ●硬さ:S
ツルさん:キャロウェイ ローグ ST MAX ドライバー
●ロフト角:9度 ●シャフト:VENTUS BLACK 6 ●硬さ:S
ホッシー プロフィール
1978年生まれのGDO編集部員。以前に「ゴルフガレージ」で店舗スタッフをしていた経験があり、過去のゴルフクラブ情報にも詳しい。ドライバーのヘッドスピードは46m/sとアマチュアゴルファーにしては飛ばし屋。けれど、球が左右に散らばるのが悩み。持ち球は低めのドロー、アイアンも低弾道。平均スコアは95くらい。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。ライフワークとして、日々ゴルフの最新情報を収集している。ドライバーのヘッドスピードは45m/s前後。たいていカラダのどこかしらの箇所が痛く、自由にスイングできないのが悩み。いつもスイング改造中。現在の持ち球は中弾道のフェード。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー