クラブを計測してみると？

ヘッドとシャフトを切り離し、8つあるポジションから好みのヘッドポジションに変えられる。

スペックでまず目につくのがライ角度。最近は60度前後が当たり前だが、ダイモストレートフィットの場合、ノーマルポジションで何と65.75度（実測値）。これは市販ドライバーの中でも最もアップライトな部類。背の高い人がアドレスしても、ヘッドのトウがかなり浮いた感じになる。アップライトにすることで捕まりを良くしようとする意図は分かるが、ここまでアップライトだと好き嫌いがハッキリ出そうだ。

長さはメーカー表示は46インチで、ヒールエンド法の実測値は45.5インチ。長めの設定で、クラブ重量は312.8グラム。45インチ換算にすると320gを越えた感じになるので、非力な人よりもハードヒッターにちょうどいい重量だ。

ノーマルポジションではフェース角は＋0.25度でリアルロフトは10.25度。捕まりが良くなる位置にシャフトを装着すると、フェース角は＋1.25度で、リアルロフトは12.75度。反対に、捕まり過ぎを軽減する位置にシャフトを装着すると、フェース角はマイナス1.5度で、リアルロフトは7.75度。フェース角を調整すると、リアルロフトが大きく変わるのも特徴的だ。フックフェースに設定すると弾道が高くなり、オープンフェースに設定すると弾道が低くなるように作られている。

クラブ測定データ