自分に合ったスペックは？

弾道計測器アキュベクターで計測開始。フェースセンター付近で捕らえると、打ち出し角は14～15度。バックスピン量は2500回転台と中弾道になった。

ボールが上がりづらいタイプではないのでロフトで見栄を張るのは禁物。ヘッドスピードが44m／s以下でボールが上がりづらい人は、9.5度よりも10.5度の方がキャリーとランの比率が良くなる。ヘッドスピード45m／s以上の人の場合、吹き上がって飛距離をロスしがちな人を除けば、9.5度でちょうどいいだろう。8.5度もラインアップされているが、これは50m／s以上のハードヒッターでも吹け上がりづらく仕上がっている。

シャフトも純正（SV3017J）にしてはハード。純正Sシャフトのストライクゾーンは44～48m／sぐらい。シャフトは特注対応でフジクラのランバックスFシリーズ、グラファイトデザインのMDシリーズも選べる。また、今回から特注シャフト先端径は9ミリから、一般的な8.5ミリになった。これにより、リシャフトした場合と硬さのフィーリングが同じになっている。

（長さは「ヒールエンド法計測」。リアルロフト、バランス、振動数、ライ角、重心アングルは実測値）