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ブリヂストン VIQ DEEP(2008年モデル)

構えてみると?

前作同様、ノーマルの「V-iQ」ドライバーと見比べて、まず違いを感じるのがフェースの厚みだ。「ディープ」をわざわざ名付けてだけあってフェースの厚みは市販トップクラス。初代ディープに比べると1ミリ強厚くなって約58.5ミリ。フェースが分厚い分だけ投影面積が小さく、ヘッドがコンパクトに見える。体積は460CCあるが、構えると420CCぐらいに感じる。ヘッド形状は従来同様3角形タイプで、フェースのラウンドは少なめ。シャープな印象を積極的にアピールしている。

非力な人よりもハードヒッターを意識した設計なんだろう。表示ロフトが9.5度に対して、リアルロフトは9.75度。表示ロフトとリアルロフトの差がほとんどない。スペック的にはノーマルの「V-iQ」よりも「Xドライブ」に近い設定。実際構えてみても、ディープフェースと相まってロフト角がかなり少なく感じた。

シャフトもヘッドに合わせてハードかと思いきや・・・今回はノーマルの「V-iQ」に装着されていた「VD-60」が標準装着。Sシャフトの振動数は242cpm。ワッグルすると、手元からセンター部分は適度にしなるが、先端側のしなりは控えめ。そして、前作同様トルクがかなり絞ってある。雑巾を絞るようにシャフトをねじってもシャフトは微動だにしない。しなるがねじれないシャフトは、フッカーよりも、コスリ球に悩むスライサーと相性が良さそうだ。

(長さは「ヒールエンド法計測」。リアルロフト、バランス、振動数、ライ角、重心アングルは実測値)

打ってみると?

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